光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:自然との触れ合い

久しぶりのブラジル。
ゆっくりする暇もなく、
駆けずり回る日々。
それでも、
夕方、
裏の砂丘にのぼり、
息を切らせながら、
予定の手前で座り込む。
息切れしながら見上げた空は、
青から次第に移り変わっていく。

さぁ、
また頑張ろう!
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日本の保育園で働いていると、
四季折々の草花や虫などを観察することが、
よくあります。
お散歩をする中で、
道端にある草花の名前を調べたりと、
私自身、
実は学ぶことがたくさんあります。

春になるとよく見かけるのが、
「たんぽぽ」
です。
でも、たんぽぽというのは、
日本各地で、
色々な呼び方をされています。

千葉では「にがな」
広島では「ちちぐさ」
群馬、長野、岐阜では「クジナ」
山形、福島では「ふちな」

他にもまだまだたくさんの呼び方があります。
面白いですよね。

春が過ぎ、
夏の訪れ。
その前にやってくる、梅雨。
今、
お散歩中に探すのは、
紫陽花ですね。
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最近よく、

「自然の中で遊ぶ!!」

という言葉をよく耳にします。
保育に携わっていると、

「保育に自然を!」

と言われるのですが、
そうすると、
ただ自然の中にいればいい…
と思う人もいるかもしれません。

自然の中で…

「五感をはじめとする身体感覚を育てる」
「細菌との触れ合い」

この細菌というのは、
人は腸内に1000兆個もの数を生息させていて、
人の健康の維持をつかさどっていることが分かってきているからです。
それと同時に、
無菌状態の中で育った場合、
子どもは異物に異常な反応を示すため、
アレルギーなどを起こしやすいということもあります。
適度な細菌との触れ合いは、
人の育ちにとって、
とても大切なのです。

子どもが自然の中で遊んでいると、
大人の目には映らないもの、
感じられないものを見つける場面によく出会います。
それは、
子どもが、
自分の中の自然を豊かにしていることを意味します。

「子どもが子どもらしく、
子ども時代を幸せに過ごすためには?」

私の人生のミッションです。
子どもが豊かに暮らしていくこと。
その中に、
自然との触れ合いを忘れずにしていきたいですね。

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