光の子どもたち in Canoa

ブラジル東北部にある小さな漁村から発信する報告日記。大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:運動会

我が家では、
GWにブラジルへ出発…というのが恒例化しているため、
娘達は、
学校行事に参加することが、
とても難しいのです。
が、
長女の場合、
1年生のときに最初で最後の運動会に参加し、
宿泊体験は、
修学旅行には行けませんでしたが、
5年生のときの体験学習に参加しました。
可能なときに、
体験できることをさせてあげたい。
周りのお友達と同じことは叶わなくとも、
素敵な体験をさせてあげたい。
学校の先生は、
いつも娘達のことを考慮して下さり、
本当に感謝しかありません。

そして今年。
小学6年生の次女は、
最初で最後の運動会に参加しました。
準備や、
練習。
全てが楽しくてしかたのない娘。
当日も、
係の席に座り、
暑い中、
最後まで笑顔で過ごしていました。
最終学年恒例の、
よさこいソーラン節。
お友達は皆、
1年生のときから見ていた、憧れの踊り。
その体験のない娘。
それでも、
ブラジルで、
現地の子ども達にソーラン節を教えてくれ、
一緒に踊っていた娘は、
その踊りを思い出し、
踊ったそうです。

素敵な思い出、
本当にありがとうございました!12

f533f62a.jpg1月16日(金)。
エステーヴァン村では第2回目となる運動会が開催されました。
日本文化教室を行ってくれていた
日本人ボランティアが中心になり
行われたこの運動会。
準備の段階で、
現地スタッフに手伝いをお願いすることなく、
頑張り続けていたボランティア達。
開催3日前に、

「もっとみんなに手伝いを頼んでもいいんじゃない?」

と声をかけました。
自分たちだけで頑張りたいという気持ちがあったのかもしれない。
でも、
私がカノアの活動の中から学んだことの一つに

“みんなでやるからこそ素晴らしいものが出来る”

というものがあります。
自分では苦手なことも、
他の人は得意かもしれない。
みんなで手をつなぎあい、
助け合っていくことで、
もっと素晴らしいものになる可能性がある。
そのことに気づかせてくれたのも
この村の人々でした。
こういった活動を通して、
そのことを学んでくれたなら、
うれしい限りです。

さて、
運動会。
長期休みということもあり、
4歳〜13歳までの子どもほぼ全員が集まったのではないかというくらい
盛大なものでした。
綱引きは大盛り上がりで、
見学していた大人たちもやりたいということになり、
急きょ大人の対抗綱引きも行ったほど。

最後には
用意してくれていたカレーライスをみんなで食べました。

こんな素敵な日を考え、
準備し、
行ってくれたこと、
本当にありがとう!!!!

子どもたちの素敵な笑顔に
たくさん出会えた一日でした♪

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