光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

*abaixo em portugues

日時:2024年12月7日(土)14:30-16:00
場所:新吉田北部町内会館
今年の7月にブラジルからやってきた、
ミリアンさんをお迎えして、

・おやつ作り
・ブラジルのクリスマスについてのお話し
・ブラジルで歌われているクリスマスソング(もちろん、ポルトガル語)

を皆で楽しみたいと思います!
親子での参加も可能です。
ご参加、
おまちしております!

Data: Dia 07 de Dezembro, sabado, as 14:30-16hs
Local: Shinyoshida Hokubu Chonai Kaikan
Junto com a Miriam que chegou do brasil em julho deste ano,
Vamos fazer;

・Fazer o lanche
・Contar sobre o Natal do brasil
・Cantar musica natalina em portugues

As criancas tb podem participar !!
Venha e participar conosco !!
Aguardo vcs !!

ブラジル&コーヒー交流会 第3弾
〜多文化共生に関わる全ての方に伝えたい〜
「あなたにとって、文化・習慣の違いはしんどいですか?」

日時:2024年12月15日(日)15:00−17:00
場所:ぷらっとkiricafe
(〒226-0016 横浜市緑区霧が丘3丁目26-1 205 霧が丘商店会)
参加費:500円(コーヒーまたはジュース付き / 当日現金のみ)
講師:鈴木真由美(NPO法人光の子どもたちの会 代表、ポルトガル語通訳、外国人教育相談員)

ますます多様化する保育。
外国籍の子どもがクラスに数人在園する今の時代の多文化保育の現状と今後。
そして地域とのつながりの在り方についてみんなで話してみよう♪
※14:00-15:00子ども日本語教室の見学可
※終了後希望者でのクリスマス懇親会あり

主催:
NPO法人光の子どもたちの会
霧が丘ぷらっとほーむKIC国際交流部門

※よこはま夢ファンド助成事業

<はだの多文化ひろば 2024>
「秦野から発信し広めよう!多文化共生を身近に感じ、誰もが生き生きと暮らせる街」

日時:
12月17日(火)〜12月21日(土)10:00〜16:00(活動紹介)
12月17、18、21日 10:00〜16:00(フェアトレード商品販売)

『ワークショップ開催!』
12月21日(土)
11:00 – 12:00 多文化共生ワークショップ
13:00 – 14:00 親子で楽しむ異文化体験
14:00 – 15:00 多文化トークセッション
15:00 – 16:00 わいわい交流会

会 場:秦野市本町公民館(神奈川県秦野市秦野市入船町12-2)
アクセス:小田急線秦野駅下車徒歩10分・駐車場は隣接するイオン秦野店

主 催:
NPO法人 イランの障害者を支援するミントの会
NPO法人 光の子どもたちの会
SDGs多文化CITYプロジェクト事務局 / NPO法人横浜NGOネットワーク

共 催:秦野市本町公民館
協 力:秦野市国際交流協会

先日娘と神社とお寺について話していたとき、「七五三」についての話がでました。
さて、
七五三にはどんな意味があるのでしょうか?

「七五三は、
一般的には子どもが3歳、5歳、7歳に当たる年の11月15日に神社などに参拝する慣わし」

となっています。
諸説ありますが、
「『7歳までは神の子』という言葉があるほど、
子どもが無事に育つのはありがたいこと」
今よりも医療が発達していなかった当時、
子どもの成長を祝う儀式として、
公家から始まり、
江戸時代には裕福な武家、
明治時代には庶民の間でも行われるようになったそうです。

なぜ七五三?というと、
三歳:髪置(髪の毛を結えるほど成長した証)
五歳:袴置(袴を着れるほど成長した証)
七歳:帯解(帯のある着物を着れるほど成長した証)
だそうです。

参拝の仕方は地域により異なるようで、
氏神様だけでなく、
それ以外の神社や寺社にお詣りしても問題はないようです。

年齢も数え年でも満年齢でも問題ないらしく、
我が家は長女が数え年で7歳、
次女が満年齢で3歳のときに一緒にお祝いしました。

これから着物姿の子ども達をあちこちで見かけるのことができることを、
楽しみにしています。

少し前になるのですが、
2024年6月11日に明治学院大学国際学部のインターンの授業にて、
お話をさせてもらいました。
担当の小野先生に、
「日本語と英語、
どちらの授業で講義をしたいですか?」
と聞かれ、
迷わず
「日本語で!!」
と答えました(笑)

学生たちからの感想は素敵なものばかりだったのですが、
その一部を紹介させていただきます。

『特に感じたのは、辛い経験やもどかしい経験も含めて終始楽しそうにお話されていることでした。
これは鈴木さんが、立ちはだかる壁さえも、自分のやっていることの重要性を理解してもらうこと、
また人々のためになることの一環として楽しもう!という気持ちがあることに起因しているのではないかと思います。
(中略)
こうした立ちはだかる壁を、地元の方に理解してもらうため、
そして環境をより良くするためだと捉え、真正面から向き合う鈴木さんの姿勢を、
今後他人を巻き込んで何か新しいことに挑戦するときに参考にしたい(M.T.)』

『夏休みにゼミの校外学習で、タイの農村へホームステイに行きます。
(中略)
農業の手伝いや、インタビューをする機会もあるので、日本人だから感じられる共通点や違いに目を向けられたらと思います。
(中略)
私が学びにいくつもりで行こうと思います。
今回の鈴木さんのお話は、
校外学習に向けてどんな気持ちで行ったらいいのかとても勉強になりました。(A.I.)』

『「何でも提供するのではなく、本当に必要なものを村の人々に届ける」と仰っていたことで、
地域において、何が本当に必要なものなのか見極めて行動することが、重要なのだと気付くことができました。(Y.S.)』

『幸せについて考える大きなきっかけになった。
(中略)
また、日本の幸せを固定概念にして他国の貧困を救おうと思っていたが、
そこは不幸せなのではなく、そこにも幸せはたくさんあることに気付かされた。
知らない幸せや幸せの概念という問題は簡単に考えられるものではないが、
考えるのと考えないのとでは大きな違いがあると思い、今回話を聞けて本当に良かった。(N.K.)』

『私も鈴木さんのように勇気を出して新しい世界に挑戦して新しいことを生み出せる人になりたいと強く思いました。
また、鈴木さんは人を変えるのは難しいが、環境を整えることが私たちに唯一できることだとおっしゃっていましたが、
ゴミの分別に講義してきたお母さんの気持ちを変えていました。
環境を変えようとすることで自然とそこにいる人たちの気持ちも変わるのだなと思いました。
今回のお話を聞いて、自分はもう子どもではありませんが、
自分にとって何が1番幸せなのかを考えたいと思いました。
そしてやりたいことを見つけたら迷わずに挑戦したいです。(E.H.)』

『自身の考えていることを誰かに相談したり、軽く話すだけでも何かにつながるキッカケになるのだなと思った。
自身の心に秘めている考えや具体的な事がらにまで考えがいっていなくて、
相手に打ち明けるのにハードルが高く感じてしまうことが常日頃あるが、
その伝える勇気というのは大事なんだなと改めて感じた。(H.K.)』

などなど、
まだまだたくさん頂いているのですが、
まずはこの辺で。

皆さん、
学生さんたちの言葉を聞いて、
どう思われましたか?

私は保育士として横浜市内の認可保育園に勤務していますが、
下記のような子どもをよく見かけるようになりました。

「授業中、じっとしていない」
「すぐに『疲れた』という」
「イスに座ると背もたれに寄りかかったり、ほおづえをついたりして背中がぐにゃぐにゃになる」
「ネット・ゲーム依存傾向」
「夜、眠れない」
「アレルギー」など

これらは、
日本の保育・教育現場ではよく見られる光景であり、
それが、
調査によっても明らかになっています。
(下記リンク内参照)

上記に対して、
下記のようなことが分かっています。
(下記リンク内より一部抜粋)
「1つは、やる気、意思、集中力、判断力、コミュニケーション力など人間の“心”の身体的な基盤である大脳前頭葉機能の不活発」
「からだの調子を整えるために無意識に働く「自律神経の乱れ」」
「日本の子どもたちの厳しい睡眠事情」

記事を読んでいて一番衝撃を受けたのは、
「日本の子どもたちのからだと心の“おかしさ”は、
虐待を受けている子どもたちと同じ身体症状を呈している」

ということでした。

私たちが以前から伝えている、
「豊かな子ども時代」
を過ごすために必要な、
「遊び」
の大切さ。
それがこうして脳科学からも明らかになってきています。

”子どもが子どもらしく、
子ども時代を幸せに過ごすためには?”

今一度皆さんと一緒に考えていきたいと思っています。


日本のみならず、
ブラジルでも、
他の国々でも、
いじめは増加傾向にあります。
コロナ禍を経て、
ブラジルの学校では、
児童生徒の不安症やうつ病、
自殺未遂にリストカットが以前にも増して、
見聞きにするようになりました。
それと同時に、
いじめの問題も深刻化しています。

日本では、
2013年に「いじめ防止対策推進法」が制定されましたが、
残念のがら実効性が伴っていにいのが現状です。

フランスでは、
2022年に刑法が改正され、
いじめにより自殺または自殺未遂に追い込んでしまった場合、
加害者に10年以下の拘禁刑または最大15万ユーロの罰金が課されます。

韓国では、
いじめの加害者には進学に対する推薦状を出さないようになりました。
これは、
将来的には、
就職の際にもその影響が残るようにする方向だとか。

誰もが良くないことだと思いつつも、
増え続ける"いじめ"。
0にすることは難しいかもしれない。
それでも、
自分と異なる価値観、
多様性が当たり前となることで、
違うことを

『いいね!』

と思える社会になっていくことを、
願いつつ、
自分のできることをコツコツ
と、
取り組んでいきたいですね。

「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」
とは、
その名もずばり、

「頭を冷やして、
足を温める」

ということ。
これは、

"病気知らず“

のことだと言います。
季節の変わり目。
気温差も大きく、
体調を崩しやすい時季。
自分の体と心に耳を傾けながら、
体調を整えていきたいですね。

ブラジルではくしゃみをすると、
周りにいる人が

「SAUDE !!(サウージ)」

と言います。
直訳すると、
"健康“
という意味ですが、
日本式に言うと、
"お大事に"
ということでしょうか。

日本でも昔は、
くしゃみをした後に

「くさめ、くさめ」

と唱える習わしがあったそうです。
なんと『徒然草』には、
このおまじないをしないと死ぬ…
と、
記されているのだとか。

くしゃみは風邪の引き始めにすることが多いので、
昔から、
大事に至る前に気をつけて…
と言われていたのかもしれませんね。

季節の変わり目。
くしゃみをしたらぜひ、
おまじないを唱えてみてくださいね。

我が家の周りには、
たくさんの柿の木が植わっています。
渋柿なのか、
カラスさえも口にしないため、
熟れた柿がたくさん落ちているのをみると、
「干し柿の作り方、知らないなー」
と一人で思ったりしています。

柿は古代から栽培されているもので、
昔は、
「柿が赤くなると、
医者が青くなる」
と言われていたほど、
栄養かも高く、
食べると病気になりにくいと言われていたそうです。
日本では、
「国果」
とも呼ばれることがある、
国を代表する果物である、
柿。

食の秋にぜひ、
お召しあがりください!

因みに、
ブラジルでも「柿」のことを、
「カキ」と呼ばれています。

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