子ども達は元気に通い始めました。
一年生の教室に、
昨年と同じ顔ぶれが三人。
保護者と担任教諭、
そして教職員の話し合いによって、
もう一度一年生として通学する事になった三人です。
二人はどうしても授業についていけず、
発達状況にあわせるのならば、
もう一年、
じっくりと関わっていこうという事になり、
残りの一人は
年齢的に一年生なのだが、
すでに発達状況もよく、
教職員は二年生への進学との判断だったのだが、
保護者の強い希望により再度一年生として受け入れました。
しかし、
この三人のうち一人が、
二日目から突然登園しなくなってしまったのです。
どうしたのかと思ったら、
なんと二年生として、
小学校分校に通っているというのです!!
急遽担任教師が保護者と分校の教師と話し合いをする事に。
保護者は
『二年生だって言うから行かせてるの。
ダメなの???』
と、
よく分かっていない様子。
この子、
チシアーナも、
『学校ではただ絵を描くだけなの』
と、
分校の教師が教えていることが理解できず、
ただ絵を描きに行っているだけのよう。
このままでいいのだろうか?
しかし、
保護者も、
分校の教師も、
そしてチシアーナ自身も、
“また学校を移るのは面倒だ”
といって、
このまま分校に通う事を希望。
私達はなすすべもなく、
今後を見守っていく事になりました。
これからどうなるの?
チシアーナ・・・