光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2010年02月

今、
東海大学の学生さんたちが
1週間の予定で
カノアに滞在しています。
今日、
最終日に子どもたちが歌う歌、

『世界に一つだけの花』

を練習していたので、
見てきました。
サビの部分だけですが、
振付ありで歌っている姿、
そして、
一つ一つの言葉をかみしめながら歌っている様子を見ながら、
思わず一緒に歌っている自分がいました。
そして、
ふと全部の歌詞を知りたくなり、
(忘れてしまっているので…)
調べてみると、
やっぱりいい歌ですよね。
このメッセージが
カノアの子どもたちに届くことを
願いつつ。。。

テーマ: 
NHKスペシャル
『無縁社会― 3万2千人が孤独に死んでいた ―』
の取材から見えてきたこと
ー社会のつながりを創るために出来ることはー

講師:板倉弘正氏 NHK「あすの日本プロジェクト」 担当記者
   NHKスペシャル「無縁社会 ― 3万2千人が孤独に死んでいた ―」担当記者

日時:2月28日(日)午後1時から2時半

場所:全国教育文化会館エデュカス東京地下
    会議室(JR四谷駅下車徒歩7分)
    TEL:03-5210-3511

参加費:無料
※勉強会に引き続き、日本世代間交流学会設立準備会を開催いたします。

連絡先
〒187-8670 東京都小平市小川町 1-830
白梅学園大学・短期大学 草野研究室内
Fax:042-348-2009

Carnaval
カーニバル休暇も終わり、
少し落ち着いたブラジル。

カノアでのカーニバル、
メインの日、2月16日には
たくさんの人で大賑わいでした。
我が娘、
長女はじっと座り、
次女は一緒に踊っていました(笑)

さて、
休暇ボケと言わず、
今日からまた気合い入れて頑張ります!!!

IMG_36002月12日。
カノアでは第一弾目の
パレードがスタート。
小さな子どもたちのパレードで、
ピエロや、
チョウチョなど、
かわいらしい仮装をした子どもたちが大集合。

我が娘は
太鼓の音で驚き、
人々の歓声で泣き始め…
ということで、
全くのカーニバル不向き。。。
残念ながらパレードどころではありませんでした。

17日まで続くカーニバル。
カノアでは15、16日がメインイベントです♪

今日、
20歳になるある青年と話していた時のこと。
彼は7歳で父親が蒸発し、
母親に育てられたという。
彼は、
忙しいながらも、
夜の数時間、
母親といる時に受け取った愛情は
今でも忘れることはないそうだ。
そんな彼が、
両親がいて、
毎日一緒にいてくれているにもかかわらず、
寂しそうで、
いつも人恋しくしている女の子を見ながら、

『あの子は、
両親がきちんといて、
一日中見守ってくれている人がいるにもかかわらず、
愛情不足のように
寂しそうな瞳をしている。
時間じゃない。
たった一日1時間でも、
自分を愛してくれているということが分かれば、
あの子は幸せになれるのに・・・』


子どもは、
言葉ではなく、
その周りにあるものすべて感じ取ってしまう。
一緒にいても、
心がそこになければ、
子どもはそれに気づくし、
不安にもなるだろう。

私も一人の親として、
考えさせられた瞬間だった。

【楽つみ木広場で遊ぼう!!!】

つみ木広場の効果のいろいろ(活用例)
◆積み木遊びは協同的な学びが芽生える
◆年に何度も積み木大会が開催できる
◆各クラスで独自の積み木広場が開催できる。
◆いつでも遊べる積み木コーナーが常設できる。
(お迎えの時間に子どもたちは、つみ木遊びで親を待つ時間を過ごせる)
◆うまい、下手がなく、子どもが平等に遊べる楽つみ木で、子どもの生きる力がどん
どん伸びる。
◆親子積み木大会を開いて、お父様も大好きな積み木広場に参加できる。
◆学期の発表会に使える。
◆先生だけの研修交流会に積み木広場が活用できる。
◆幼児教育、研修会発表の実践広場も開催できる。
◆園の独自の教育特色を外に打ち出せる。
◆新入園児へ園の楽しさを在園児と一緒に演出できる
◆積み木を持って飛び出そう 老人ホームで園児と交流事業ができる。
◆思い出のアルバム、成長記録の1ページができる。
◆卒園児を招いて思い出の同窓会で積み木広場交流ができる。
◆卒園記念制作のつみ木広場を親子で思い出づくりができる。
◆幼保小の連携ができる

みなさん是非ご参加くださいね。子どもも大人も参加できます。

時間は 1回目 11:00〜12:30
    2回目 14:00〜15:30

参加費は無料です。(※入館料が別途必要となります)
※ 事前予約となっておりますので参加をご希望の方は下記
  東京おもちゃ美術館
  http://www.goodtoy.org/ttm/guide.htmlからメール
  または、TEL 03-5367-9601へお電話でお申し込みください。

協働契約に関する勉強会のお知らせ

「新しい協働を考える会」では、2月10日18:30から
「協働契約書の新たなあり方を事例から検証する」
をテーマに横浜市中区にて、勉強会を行います。
ご関心ある皆様、ぜひご来場ください。

詳細は、
http://bi-no.org/PDF/kyoudoubenkyoukai201002.pdf
からダウンロードできます。

日時 2/10(水)18:30〜20:00
場所 中区地域子育て支援拠点のんびりんこ
    横浜市中区真砂町3-33 関内駅前セルテ9F
    JR 関内駅 北口徒歩1 分
    地下鉄 関内駅 徒歩5 分
    みなとみらい線 馬車道駅徒歩6 分

おはなし 横浜市市民活力推進局文化振興課 主任調査員 鬼木 和浩氏
      NPO法人STスポット横浜 小川 智紀氏

概要
横浜市市民活力推進局文化振興課が主管となる
「横浜市芸術文化教育プラットフォーム事業」において、
担当者の試行錯誤の中から協定締結をしている事例を取り上げ、
その経緯と成果、課題を検証する勉強会です。

■お申し込み・お問い合わせは下記まで・・・
NPO法人びーのびーの事務局内
新しい協働を考える会担当
admin@kohoku-drop.com
TEL045-540-7422
FAX045-540-7421

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現在、
「光の子どもたちの会」では
堀池事務局長の母校である
横浜市立栗田谷中学校にて
いらなくなった学用品の回収を行っています。
これら学用品は、
ブラジルではまだまだ使用できるものばかりで、
鉛筆すらないような子どもたちにとっては
宝物の山のようです。
※近隣の地域にも配布予定です。

そこで、
もし皆様の中にも
いらなくなった学用品があるようでしたら
日本事務局までお願いいたします。
絵具やリコーダー、
文房具など、大歓迎です!!!

<日本事務局>
横浜市神奈川区松本町1-7-1
TEL/FAX 045-321-1824
http://criancasdeluz.org

また、
新年度がスタートしたカノアにおいて
今後も引き続き活動を行っていくことができるよう、
会費の納入及び寄付のご支援・ご協力をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

<郵便振替>
口座番号: 00280−1−41787
加入者名: 光の子どもたちーカノアの活動を支える会
<ブラジル銀行(Banco do Brasil)口座>
Agencia 0121-X
Conta Corrente 26357-5
Associacao Criancas de LUZ

本日、
2月1日より
2010年度がスタートしました。
今年は公立の学校が昨年度のストライキにより
2月22日開始ということを受け、
私たちは
先頭を切ってのスタートとなりました。
保育園の子どもたちの半数は
新入園児です。
それでも、
泣き叫ぶ子や、
保護者から離れない子は一人もなく、
みんな元気に登園し、
教室に入って行きました。

まだ学校が始まっていない、
学童教室の子どもたちは
待ってましたとばかりに
開始より1時間前の登校。
これには教師たちが驚いてしまいました。

今年はどんな一年になるでしょうか。
こうご期待です!!!

私自身、
2人の娘を育てている中、
ブラジルと日本、
両方の文化を大切にしたいと思うし、
子どもたちには
どちらも自分たちの
“根っこ(ルーツ!?)”
なのだということを忘れてほしくない。

私が活動する、
小さな漁村で暮らす人々の多くは、
この村の出身であることを
“誇り”に思っています。
それは、
こちらが恥ずかしくなるほどの愛着心なのです。
そんな中、
サンパウロのファヴェーラ、
モンチ・アズールで暮らす人々の中で、
底から這い上がり、
現在成功している人の中には
『ファヴェーラ出身』
であることを
ひた隠しにする人が少なくない。

「今勤めている会社に、
ファヴェーラ出身だなんて思われたくない…」


そういう人が多くいることは事実なのです。
そんな中、
ブラジルの母であるリンダウバは
いつも言っていました。

『私たちは
自分たちがどこで生まれ、
育ったのか。
その根っこを決して忘れてはいけない。
それをきちんと心に留めていることが
人生を歩んでいくうえで、
一番大切なことなのよ』

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