光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2011年01月

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本日久しぶりの快晴。
たくさん洗濯しちゃいました。
毎日お天道様を眺めることができるというのは、
実はすごいことで、
カノアにいると忘れがちなのですが、
久しぶりに表れたお日様に
感謝です。

ここ数日続いていた大雨。
数年前にも起こったのですが、
昨日、
カノア・ケブラーダ地区の
観光地カノアとエステーヴァン村をつなぐ道が
切断されました。
下水処理がなされていない観光地の雨水が、
怒涛のように流れ込み、
池からあふれ出した水が
崖に向かってものすごい勢いで流れ、
海に流れ込みました。
その水量。
かなりのものだったのでしょう。
道が切断され、
大きな穴があいてしまいました。

その対策は、
その穴に砂を埋めること…
って、
それでは次の大雨でまた道が切断されてしまう!!!
ちゃんとした対策を
考え、
実行してくれることを
願うばかりです。

ブログネタ
あなたは朝型?夜型? に参加中!
先日、
サンパウロの貧民街で活動する
モンチ・アズールコミュニティー協会で
設立当初から医師として働いている
Dr. Michelがカノアにやってきました。
そのとき、
奥様と話をしていたのですが、

『娘さんたちは早起きですね!
お母さんは?って聞くと、
まだ寝てるって言ってましたよ』

と言われました。
何んともお恥ずかしい;;;

私は夜型なので、
夜になると頭が回転し、
報告書や事業草案なども
夜のほうがはかどります。

すると奥様は、

『私の娘も夜型で、
中学生の時にあまりに心配になったものだから
精神科と脳神経科を受診したの。
そしたら、
彼女にとって夜型というのは
とても自然な形で、
実際、
夜のほうが脳の活動が活発になっていますって言われたの』

と言っていました。
これは興味深かったです。
そうか。
夜型って言うのは、
脳自体がそうなんだ…

“早起きは三文の徳”

と言いますが、
私には実現できる日が来るかどうかは
かなり怪しいものです(笑)

2011年1月24日。
新年度がスタートしました。
昨年私たちの保育園を卒園して、
小学校に入学した子ども、
新しく保育園に入園してきた子ども。。。

雨模様のスタートで、
2日続けて一日雨。
新入園児が一番張り切って、
一番に登園します。
慣れたものなのか、
4歳、5歳児は
遅れての登園(笑)

今学期は4人の新入園児を迎えたのですが、
3人は
なんの問題もなく、
初登園の日から
教室になじんでいるよう。
1人は、
お母さんと一緒に教室に入り、
お父さんが外で見守っているも、
2時間で降園しました。
子どもにもいろいろなタイプがあり、
一週間かけて、
少しずつ慣らしていく子どももいれば、
初日からまるで昨年も通っていたかのような子どももいます。

それぞれの新たなスタート。
これからどんなことが巻き起こるのか、
楽しみです♪

<よこはま国際フォーラム2011>

110211_02日時:
2月11日(金曜)・2月12日(土曜)
11時〜17時 (受付開始10時)
会場:JICA横浜
主催:
よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム運営委員会
【構成団体】JICA横浜、(特活)横浜NGO連絡会(YNN)、(財)横浜市国際交流協会(YOKE)、横浜市、AOTS横浜研修センター、(特活)教育支援協会

「国際」を学び・体感できる講演会・ワークショップ・活動報告会が満載の2日間。
NGO・NPO・学校・行政・国際機関等30団体以上が参加します!
是非この機会をお見逃し無く!!

【料金】一般:300円(2日間有効)、高校生以下:無料
(注)別途個別のセミナーごとに資料代を頂く場合があります。詳しくはプログラムをご確認ください。

【申込方法】事前申込。先着順。
事務局へ電話またはEメールにて、氏名・電話番号・Eメールアドレスをお知らせください。詳細はYokohama C platウェブサイトをご確認ください。
※事前申込者優先ですが、一部は当日会場で直接申込み可能です。

【JICA横浜企画】
2月11日(金曜・祝日)12時〜13時50分 
「チャリティからビジネスへ‐持続可能なフェアトレードを考える−」
2月12日(土曜)13時〜14時50分
「紛争はなぜ起こるのか?−JICAの平和構築支援から考える−」

他プログラムは関連URLおよび関連ファイル「チラシ(裏・プログラム)」にてチェックしてください!

【関連イベント】
★国際協力・国際交流・多文化共生の街‐横浜発のネットワーク‐
よこはまCプラット参加団体活動展
日時:2月3日(木曜)〜2月20日(日曜)
場所:JICA横浜ギャラリー

★横浜国際フォーラム2011開催記念期間限定メニュー
日時:1月24日(月曜)〜2月20日(日曜)
場所:JICA横浜3階 PORT TERRACE CAFE

問合せ先:
(特活)横浜NGO連絡会内 フォーラム担当
電話番号:045-662-6350
Eメール:info@yokohama-c-plat.org

<ブラジル幼児教育セミナーへのお誘い>

ブラジルよりシュタイナー教育の専門家
Renate Kellersi氏を迎えて
下記のイベントを開催します。
奮ってご参加ください。
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1月22〜23日
合宿セミナー『シュタイナーの幼児教育について』
場所:七沢自然ふれあいセンター(厚木市)
参加費:宿泊代、食費実費(約500円)※要予約

1月21,25日
公開授業『ブラジルの貧民街でのシュタイナー教育1,2』
時間:13:25〜14:55
場所:東海大学湘南キャンパス13号館202号教室

1月25〜28日
フィールド実習『ブラジル学校を訪ねて』
時間:毎日午前9時に現地集合
場所:ブラジル学校『アクアレーラ・ブラジル』

1月30日
公開セミナー『6歳までの子どものケアと教育』
時間:13:00〜17:00
場所:東海大学代々木キャンパス4号館5階講堂

連絡先:bj.daisuke@gmail.com(小貫准教授)

主催:東海大学教養学部SOHUMプロジェクト
共催:CRI−チルドレンズ・リソース・インターナショナル
   アクアレーラ・ブラジル

とても興味深いイベントが行われるようです。
友人から送られてきたのですが、
勝手に転送させていただきます(笑)

ご興味のある方はぜひ足を運んでみてください。

========(下記転送です)========
「色の語らい 100人展 VIII」
日時:2/25-30 10:00-18:00
(25日は15:00開場)
場所:大倉山記念館ギャラリー
アクセス:東横線大倉山駅下車徒歩7分
問合せ:irono_katarai@yahoo.co.jp
下記URLは昨年のお知らせページです。
http://izara.jugem.jp/?eid=52

カノアは今雨季。
スコールが毎晩のように降っています。
昨年は雨期が全くなかったといっても過言ではないほどだったので、
今年の雨量は
驚くばかりです。
漁師さんは
『お天道様を見なかった日なんて、
何十年振りだろう。
思い出せないなぁ〜』
と、
困惑気味に話していました。

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しかし、
カノアはまだいいほうで、
リオ・デ・ジャネイロは
昨年に引き続き、
大きな土砂崩れがおこり、
またもや一つの市が壊滅状態です。

丘や山の木を切り倒し、
形成されるファベーラ(貧民街)や
観光地。
建築方法もさることながら、
根本的に見直していかなければ
今後もこういった状況は続くと思われます。

ブラジルは、
新年度が1月から始まります。
そのため、
6歳になる娘は
今日、
小学校に初登校しました。

今までは、
歩いて1、2分の保育園に通っていたので、
バスに20分乗って登校というのは
私たち親もかなり心配;;;
朝は、
旦那が娘と一緒にバスに乗って小学校まで送り、
帰りは
私が小学校まで娘を迎えに行きました。

日本のように、
“入学式”
というのがないので、
普通の登校日と変わらないのですが、
何とも感無量です。
早いですよねぇ〜
もう小学生だなんて。。。

でも、
そんな記念すべき日なのに、
昨夜からの雨がやまず、
雨のなか登校。
しかも、
あまり雨が降らない地方だからか、
下水もきちんとしておらず、
娘の学校の周りは
浸水してました;;;
しかも、授業中に学校前の大木が倒れ、
停電したらしく、
迎えに行ったときには
学校の前の道が木でふさがれていて、
しかも浸水に停電。。。
何んとも忘れ難い小学校初登校でした(笑)

明日からは一人でバスに乗って登校する娘。
朝の弱い私ですが、
キチンと見送ろうと思っています♪

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エステーヴァン村住民協会の25周年記念の場で、
青少年が
アクセサリーの販売を行いました。
お母さんたちも
講座で学んだ裁縫を生かして鞄を作り、
自分たちの手で製作されたものが
人の手に取られ、
買っていってもらえる喜びは
相当なものだったようです。

自信のなかった女の子たちも
驚くほどの売れ行き。

一度だけではなく、
何度でもチャレンジし、
継続していってもらいたいものです。

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エステーヴァン村を守り続けて、
25年。
土地を政府に奪われそうになり、
次世代まで自分たちの村を受け継ぎたい。
その一心で、設立した住民協会。
1986年に『特別政府保護地域』となったこの村は、
土地の売買が禁止され、
住民協会が保護しています。

そんな人々の思いを乗せて、
1月6日、
25周年を迎えた“エステーヴァン村住民協会”。

1月5〜8日まで、
Festaを行いました。
住民はどんな気持ちでいるのでしょうか?
若い世代に、
この思いを受け継いでもらいたい。
そんな願いを乗せ、
新しい一年が始まります。

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