ブラジルで、
良くされる質問に、
「あなたは、何?仏教?」
というのがあります。
その背景には、
ブラジルでは、
カトリック教徒が大半をしめ、
それぞれが何かしらの宗教を、
自分で持っているからです。
私はいつも、
「どれかと言われると難しいけど、
祖母から言われていた、
『どんなものにも命がある。
だから、
いつも“ありがとう”という、
感謝の気持ちを持っているのよ。』
ということを、
大事にしてるんだ」
と、答えます。
正月には初詣。
お盆にお彼岸。
私の生活の中には、
神社とお寺が同じ様にあります。
先日、
日本では神仏習合といって、
神道と仏教が混ざりあって再構成され、
千年以上信仰されていて、
明治以降に、
神道と仏教が分かれた…
ということを知りました。
だからこそ、
私達の生活の中には、
今でも、
同じ様に根付いているのだと、
納得したのです。
どんなものにも感謝の気持ちを忘れない。
私の根っこには、
この思いが一番、
強くあるのかもしれません。