光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2019年07月

日本から到着し、
次女の学校が始まる前に、
日本の学校で受けた“平和の授業”をすることに。
クラス担任の先生との約束。
友達と作った千羽鶴(持ってきたのは百羽)。
自分が伝えたいこと。
日本の友達への想い。
何度もノートに書き留め、
今日を迎えました。

あまりに緊張し、

「できないよ」

という中、
大丈夫と背中を押し、
何とか千羽鶴について、
平和への想いを伝えることができました。
一緒に折り紙で鶴を折り、
それぞれの願いを絵に描いてもらいました。

最後には、
満足そうな次女の笑顔がみられ、
ひと安心。
後は、
日本に送るだけ!20190731_140406
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7月24日、
無事、ブラジルに到着しました!!
今回は久しぶりにリオデジャネイロ経由だったのですが、
サンパウロよりも空港内の移動が少なく、
助かりました。

自宅には午後2時半ごろ到着。
荷ほどきをしていると、
家の外から声が聞こえ…
顔を出してみると、
カノア保育園の先生が立っていました。

「どうしたの?」

「おかえり。
これから子どもたちの家庭訪問に行くんだけど、
一緒に行くよね?」

「(う〜ん。
呼びに来てくれたし、
久しぶりに家族とも会いたいし…)
行く!!」

ということで、
自宅に到着後、
すぐに家庭訪問を開始。
19時までかかった家庭訪問を終え、
義父母宅にいた娘を迎えに行き、
義父母へのあいさつ&コーヒータイムを過ごし、
自宅に戻りました。

そして今日も家庭訪問。
明日は保護者会…
休む暇もない感じではありますが、

“帰ってきた!!”

という感じがすごくしています。

週末はゆっくり体を休めるとして、
明日もまた、
頑張るぞ!!

皆様、

長い日本滞在を経て、
明日、
ブラジルに出発します。
日本滞在中お世話になりました皆様、
本当にありがとうございました。
また、
お目にかかれなかった皆様、
ぜひまた次回、
お会いできることを楽しみにしております。
そして現地から、
保育園や学童教室、
その他環境問題や子育て支援の活動のことなど、
ご報告したいと思いますので、
楽しみにしていてください。


光の子どもたちの会
代表 鈴木真由美
http://criancasdeluz.org
現在コラムを連載中!!:https://hoiku-is.jp/column/detail/108/

私たちは以前、
カノア保育園の子ども達の栄養不良改善のため、
保育園の給食の改善や、
家庭における食事の改善のためのプロジェクトを実施しました。

保育園設立当時、
給食というのは、
子ども達にとって
命をつなぐ大切なものでした。
それが今、
栄養のバランスのために、
重要な柱となっています。

2019年7月13日の読売新聞朝刊にも、
「幼児期からの味覚をはぐくむ」
として、
食生活の大切さが掲載されています。

「食事は味覚の形成に影響する」

「食うから学ぶことは多い」=教育的意義
「(給食によって)平等に栄養のある食事ができる」=貧困対策
「学校の給食設備が災害時に役立つ」=災害対策

家庭における食卓の様子は、
常に変わり続けているといってもいいでしょう。
そんな中においても、
幼児期に育まれる、
五感。
味覚もその一つとして、
家庭だけではなく、
保育園などでも意識していく必要があるかもしれません。

2019年7月8日より、
“ほいくis”にて、
コラムの連載を始めました!

幼児教育に関わる、
保育士や幼稚園教諭、
その他子どもに関わる仕事をしている人、
保護者などを対象としています。
が、
私は、
ブラジルでの事なども書いていく予定です。
興味のある方はぜひ、
見てください!
感想もお待ちしています。

2019年7月6日。
「第20回 ブラジル料理教室」
が開催されました。

近頃、
キャンセル待ちが出る程の大人気。
人が人を呼び、
輪が広がっている気がします。

ブラジルに繋がりがある人は、
どこかで自分と繋がっている。
参加者の誰もが、
こんなところで会うなんて!
と、
出逢いを楽しんでいる人も
たくさんいます。

次回は10月。
詳細が決まりましたら、
また告知をします!
参加希望の方はお早めに!20190706_155341
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私たちはどうしても、
未来を見据えて、
中期的、
長期的に計画し、
その展望を考慮し、
人生を歩んでいます。
確かに、
こうした準備がなければ、
上手くいかなくなることも多くあることでしょう。

でも、
人生全てにおいて、
今を大切に生きるより、
未来のために無理をする必要があるのでしょうか?
今を犠牲にしなければ、
未来を切り開くことはできないのでしょうか?

計画することも大切です。
目標を持つことは重要です。
それでも、
“今”というこの瞬間を、
きちんと大切に思い、
感じ、
生きていくこと。
それを大切にしてほしい。

娘が中学3年生となり、
高校受験の真っただ中。
自分自身のこと。
今のこと。
将来のこと。
たくさん話しています。

「今日よければすべてよし。
明日は明日の風が吹く。」

ブラジルでは多くの人がこの言葉を座右の銘とします。
それを心に常に持ちながら、
生きていきたいものです。
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長女は中学3年生。
受験生。

昔から、
高校になったときに、
日本とブラジル、
どちらの国の学校に行きたいのか、
考えないといけないよ。

と、
言い聞かせてきました。

小学校高学年になると、
彼女はきっぱりと、
きちんと理由をつけ、
日本の高校に行くことを選びました。

私が高校受験したときは、
成績によって、
公立高校だったらどこの学校か、
そうすると、
私立ならどこか…
というのが、
ある意味簡単に決められていたと思う。
その事に、
疑問を感じることもなかった。

今、
高校受験は大きく変わっていて、
公立高校は学区が撤廃され、
特性を打ち出し、
それぞれが個性を表に出している…
そんな風に感じます。
学力の壁はもちろんあるけど、
それだけではない、
選択が、
あるような気がします。
となると、
受験生は自ずと、
自分と向き合い、
自己を知った上で、
選ぶ必要が出てきます。
これが実は、
すごく大変なのではないか?
と、
周りをみていて感じるのです。

我が家の娘は?
というと、
その部分はかなりはっきりしていて、
彼女に合った学校探し…ということになります。

先日は、
高校見学に行ってきました。
さて、
どうなるやら…
娘よりも緊張している、
私なのでした。

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