光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2019年12月

先日参加した国際フォーラム。
私自身、
国際結婚をし、
2つの国籍を持つ娘2人を育てているということ。
日本とブラジルにおいて、
外国とつながりのある家族と接する機会が多いこともあり、
興味深い内容の報告がたくさんありました。

その中で、

「母語とはどんな言葉なのか?」

ということを、
深く考えることとなりました。

母語と言うと、
自分の国籍のある国の言葉。
ルーツのある国の言葉のような気がしますが、
実際には、

「自分が自信をもって使える言葉」

なのだそうです。
自分の気持ちを、
想いを、
考えを伝えられる言葉。
それが、
母語であると。

子どもを育てるとき、
自国ではない場所に住む、
夫婦間の言語が異なる、
など、
多様な言語の中で子育てをする必要があるとき、
親または保護者は、
自分が自信をもって使える言葉で、
子どもを育てるべきである。
そのことを知っている人は、
どれだけいるだろうか?

私自身、
ブラジルで娘を産み、
ブラジルで子どもを育てている中で、
「子どもが混乱してしまうのではないか?」
という気持ちがあり、
日本語で話しかけることを躊躇していた時期がありました。
そのために長女は、
言葉を覚え始めた際、
体を壊すほどの体調不良に陥りました。

今、
「母語で話しかけることは大切ですよ」
と伝えることは、
とても大切なことだと思います。
ただ、
母語とはいったいどの言葉のことなのか。
それをきちんと知ったうえで、
理解したうえで、
伝えてほしい。

そう思うのです。

2019年も子ども達との楽しい時間が終わり、
最後の日を迎えました。
保育園では、
6人の子ども達が旅立ちます。

今年は先生達と新しい体制を作る、
大切な一年でした。
昨年からの先生は、
自分達が学んできた事、
自分達が考えている事、
目の前の子ども達と過ごす中で、
日々頑張ってきました。
そしてまた、
新しい先生も迎えることができました。

素敵なクリスマス会。
保育園の子どもも、
学童教室の子どもも、
素晴らしい劇と歌を披露してくれました。

さぁ、
2019年ももう終わり。
来年に向けての準備が始まります!
保護者の皆さん、
カノアの活動を支援して下さっている皆さん、
本当にありがとうございます!
これからもどうぞ、
よろしくお願いいたします!

ご支援はこちらから↓
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先日、
トイピアノの演奏会に行ってきました。
私は2回目だったのですが、
ピアノを習っている次女のたっての希望で、
聴きに行きました。

トイピアノというのは、
そのままの意味で、
おもちゃのピアノ。
ピアニストの秦さんという方が、
トイピアノと出会い、
演奏会を開催しています。

トイピアノの中でも、
「私はこの音が好き!」
というように、
それぞれに個性があり、
見ていても、
聴いていても、
とても興味深いものです。
しかも、
ピアノのように調律ができないので、
音が狂ったらそのままだとか…

ピアノの演奏だけでなく、
お話を聞く中でとても印象に残ったこと。
それは、

「トイピアノはそれぞれに個性があり、
それはすべて、
ピアノとは異なり不完全なもの。
完ぺきではない。」

ということでした。
私達人間も、
誰一人として完ぺきではなく、
全ての人は不完全。
だからこそ、
人間は面白いのだと、
その言葉に共感しました。

トイピアノの音に寄り添い、
それに合わせて演奏していく。
それがまた、
私たちの人生の上でも重なることがあると、
強く感じました。

ぜひみなさん、
一度、
トイピアノの演奏会、
聴きに行ってみてください!!

いつも日本からブラジルに帰ってくると、
長女はうまく対応できるのか、
時差ボケも、
夏バテにも一切かからず、
日本でも、
ブラジルでも生活になじむことができます。
しかし次女と私は、
日本からブラジルに行くと夏バテに。
次女は小学校上がるまでは時差ボケもひどく、
1週間かかって直していたほどでした。
そして今回はブラジルから日本へ。
私自身は日本に戻ってきたときに体の不調を感じることはほとんどなかったのですが、
今年はなぜか、
疲れがたまるのか、
変な時間に寝てしまい、
変な時間に起きてしまい…
と、
体を元に戻すのに時間がかかってしまいました。
次女もまた、
4、5日経ってから、
突然疲労があふれ出したのか、
体調を崩しました。

そんな中、
「寒暖差疲労」
という言葉を初めて聞きました。
寒暖差疲労とは、
「冷え症、首こり・肩こり、頭痛、めまい、全身倦怠感、胃腸障害、イライラ、不安、風邪、アレルギーなどの様々な症状 が出現してしまいます。
体内のエネルギー消費が必要以上に進むことによる寒暖差疲労の中でも、
特に冷え症になってしまうことが問題となります。」
とのこと。
私もこれに当てはまるのでは!?
と、
感じたほどです。

まだまだ寒暖差のある日が続くようですので、
皆様も体にはぜひ、
お気を付けくださいませ。
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常夏のブラジルから戻ったのが、
12月3日。
経由地のパリで、
既に寒さを体験し、
日本に帰国。
思っていたよりも暖かくて安心したのもつかの間。
本日、
12月6日は、
肌寒く、
明日は雪が降るかも⁉
だとか。

今回は長女の高校受験ということもあり、
予定を早めての帰国。
次女はおかげで、
中学校でいう、
文化祭のようなもの、
“フェスティバル”
に参加できることになり、
かなり嬉しそう。

私はまさか数日前までブラジルにいたの?
と思うほど、
日本での生活にバタバタと、
そして、
淡々と過ごしております。

来年の1月25日には、
大盛況のブラジル料理教室。
そして、
報告会も予定されています。

皆様にお会いできますこと、
楽しみにしております!20191124_122836

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