光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2021年02月

2020年3月。
カノア保育園は休園となりました。
そして8月。
幼児教育もオンライン授業をスタートさせることが決まりました。
保育を、
オンラインで。
未知への挑戦の始まりでした。

まずは、
保護者会の開催。
協力の要請に了承してもらうと、
動画の作成。
配信を開始しました。
それと同時に、
子どもたちの家に、
教材キットを配布しました。
それでも、
年度末の評価では、
厳しい状況が浮かび上がりました。

そして2021年度。
私たちはまず、
保護者に対するワークショップを開催しました。
保護者が自宅で、
子どもに教える必要がある。
保護者が、知らなければ、
教えられるはずがない。
まずは、
保護者にワークショップを開催しなくては!

現地では今、
保護者に対するワークショップを開催しています。
今後は毎月開催する予定のワークショップ。
それと同時に、
子どもたちの自宅に教材キットを届けていきます。

ワークショップの開催と教材キット配布のために、
皆様からの、ご支援をお待ちしております。

IMG-20210226-WA0048
IMG-20210226-WA0040
IMG-20210226-WA0023
IMG-20210226-WA0028


「率直」
「素直」

この2つに使われている、

「率」
「素」

という漢字は、

「ありのまま」

であることを表す漢字です。
ただ、

「率直に意見を言う」

からも分かるように、

「率」

は、
物事の姿勢をいうのに対して、

「素直な性格」

のように、

「素」

は、
人に対するプラスの評価に使われます。

同じようで、
まったくことなる意味合いとなる、

「率直」「素直」。

気持ちを伝えたいときには、
間違えないように使いたいですね。


※読売新聞2021年2月26日夕刊、漢字の感じ参照

我が家の長女は高校1年生。
学校の授業が楽しくて、
家に帰ってきて詳細に話してくれることもある。
彼女いわく、

「日常生活と、
学んでいることがつながっていると、
楽しくて仕方ない」

のだそうだ。
話を聞いていると、
自分が高校生だった時とは異なる、

自分たちで考える。
自分たちでプレゼンする。
(ポスターなどの場合もある)
分からないことはとことん教えてもらう。

ことがほぼすべての授業で行われているのだ。
今何が起こっているのか。
学んでいることはどんなことに役立つのか。
この教科とのつながりは何か。
他の教科との交差点はどこにあるのか。
など、
教科を超えた学びのことも多い。

学校で学ぶことは、
学生にとっては重要な学びの時間となる。
その中で、
一方通行ではなく、
様々な角度から、
専門家などにもお願いして、
学びを深めていく取り組みは、
これからも広がっていくだろう。

(下記一部抜粋)
「数学の教員が
「僕が教えていることは社会では全然役に立ちませんよ」
と自虐的なコメントをしたところ、
大手企業でマーケティングを担当する女性が
「そんなことはありません。
私は高校の数学が、
今マーケティングにすごく役立っていますよ」
と返した」

そう。
何がどこにつながっていくのか。
それは社会に出てからしか分からないことかもしれない。
それでも、
楽しく学ぶ場を、
学生だけでなく、
教師にも持ってもらいたい。


いつもご支援、ご協力いただき、
ありがとうございます。
例年であれば、
国際フェスタやブラジル料理教室など、
皆様と直接お会いする機会があるのですが、
コロナ禍において、
今年度は全てのイベントがオンラインにより実施されています。

この度、
「SDGsよこはまCITY」
というイベントがオンラインによって実施されることになりました。
「光の子どもたちの会」では、
下記のようにミニセミナーとブラジル料理教室を実施します。

参加費は無料となりますので、
ご興味のある方は、
お誘いあわせの上、
ご参加いただけますよう、
お願いいたします。

日時:2021年2月20日(土)
【ミニセミナー(15:00〜15:45):ブラジルの格差社会 〜どこで生まれた子どもでも平等に教育を】


【主催者企画 食でつながる(14:00〜14:45):ブラジル料理教室】


他の企画にも是非ご参加ください♪無料の参加登録で全ての企画に参加できます!
【参加者募集】SDGsよこはまCITY 〜国際協力・多文化共生化からのアプローチ〜
日時:2021年2月20日(土)10時〜18時
開催方法:オンライン開催(ZOOM等)
参加登録(無料):HPから ⇒ http://sdgs-yokohama-city.org
「海外中継」、「学び」、「エンタ(音楽+ダンス)」、「食」、「地域の団体」等、様々な方面からSDGsについて楽しく学べます★
主催:よこはま国際協力・国際交流プラットフォーム運営委員会 SDGsよこはまCITY プロジェクト

イベントのオンライン化が進む中、
エステーヴァン村のお母さんたちが中心となり製作している、
Labirinto(ラビリント)や大人気のブラジル風ゆるキャラのキーホルダーを
オンラインで購入いただけるようになりました。
先日、
「神奈川県の優良図書」
に推薦していただいた、
「天使が舞い降りる村のカノア保育園」
もこちらのオンラインショップで購入いただけます。

本は含みませんが、
売上の90%は製作者の現地のお母さんたちに、
10%はNPO法人光の子どもたちの会の活動支援金とさせていただきます。
また、NPO法人光の子どもたちの会の年会費や寄付もこちらから受け付けております。

この機会にぜひ、
皆様からのご購入をお待ちしております。

著書である、
「天使が舞い降りる村のカノア保育園」が、
神奈川県児童福祉審議会優良文化財として、
推薦されました!

今まで以上に多くの人に、
読んで頂けますように。

※「天使が舞い降りる村のカノア保育園」は下記からご購入いただけます。

20210203_162718

このページのトップヘ