光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2021年04月



「中国疫病管理当局のトップが、ワクチンの有効性の低さを認めた。中国ワクチンに頼るブラジル、チリでも動揺が広がる(一部抜粋)」

ブラジルでは、
ワクチンの接種がかなり進んでおり、
私の義父母も既に2回の接種が済んでいる。
それでも、
医療関係者は、
ワクチン接種の前に、
製造を調べていたという。
数少ない、
Oxfordワクチンを接種するためだ。

今回の報道をみる限り、
その選択は正解だったといえるが、
一方で、
ワクチンの選択ができる人は少なく、
多くの人は、
中国ワクチンを接種するしかないのだ。

ワクチン接種後、
感染が急激に進んでいるブラジル。
接種したからと、
基本原則を怠っては意味がない。
その事に早く、
気づいてもらいたいものだ。

2021年4月18日(日)20:00〜
「あの子は今? 〜カノア保育園20年の軌跡をたどる」
と題しまして、
イベントを行いました。
カノア保育園の卒園生3名を招待し、
今の生活やカノア保育園が人生に与えた影響など、
参加者からの質問を交えて話してもらいました。

20歳を過ぎた彼らは、
小さなころの面影を残しながらも、
自分の足で人生を歩んでいる。
そんなたくましさを見せてくれました。

「カノア保育園で学んだことは自分の人生の礎となっている」

そんな話を聞くと、
胸がとても熱くなってしまいました。

3人以外にも、
たくさんの卒園生が、
ブラジルのみならず、
ドイツ、イタリアからも参加してくれ、
日本人ボランティアとして、
現地での活動に参加してくれた人たちの顔を見て、
直接交流することができたことは、
本当に良かったと思います。

「教えてもらった、よさこいソーラン、まだ覚えているよ!」
「教えてもらった日本の歌、まだ覚えていて、家族と一緒に歌ったよ!」

ブラジルと日本。
遠いけれども、
なんとも近いことか!!

本当は行うはずだった第2部が時間延長のためできず…
ということで、
第2弾を企画しています。
今度はどんな卒園生が顔を見せてくれるかな?
今から楽しみです。

皆さんもぜひ、
次回のイベントにご参加くださいね。

光の子どもたちの会HP:http://criancasdeluz.org
物品販売(現地のお母さんたちの支援にもなります):http://criancasdeluz.stores.jp
スライド1

2021年4月6日付の神奈川新聞に、
掲載されました!

2020年8月に
「天使が舞い降りる村のカノア保育園」
が出版され、
神奈川県の優良図書に推薦されました。
そして、
多くの方にカノア保育園のことを知って頂く機会を頂けました。

20年。
長いようで、
あっという間の時間。
卒園生が私達と働くようになり、
卒園生の子どもが今、
カノア保育園に通ってきています。

まだまだ課題は山積み。

それでも、
一人でも多くの子どもが幸せに、
子ども時代を過ごすことができるよう、
お手伝いを続けていきたいです。

これからもご支援、ご協力のほど、
よろしくお願い致します!
https://www.instagram.com/p/CNW6QLuhGDX/?igshid=nzrvpfajxj50

新学習指導要領の前文にある記述:

「自分のよさや可能性を認識するとともに、
あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、
多様な人々と協働しながらさまざまな社会的変化を乗り越え、
豊かな人生を切り拓(ひら)き、
持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる――。」

私は今、
新学習指導要領に、
とても期待している。
この時代を生きている子ども達にとって、
どのような“生きる力”が必要とされているのか。
それが反映されている…
と、
感じているからだ。

「日本の教育水準の高さは世界の中でも誇れるものですが、
暗記力を競うスタイルはもう古い。
1人ひとりの意見がユニークで大切だということを学べる場を、
義務教育の中にもっとつくれるといいですね(下記参考サイトより一部抜粋)」

そしてさらに、

「自己認識力」
「レジリエンス」
「表現力」
「聴く力」

この4つの力が、
これからの時代を生きていく中で、
大切なものとなっていくという。

我が長女も高校2年生となった今年。
私たちが生きてきた時代とは異なる社会の中を、
互いに模索しながら、
歩み進んでいきたいと思う。



このページのトップヘ