光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

2022年03月

昨日、
高橋べんさんのコンサートに。
いつもは子どもの声と笑顔に溢れるコンサート。
コンサート会場を出ると、
勇気と元気をもらえる歌。
昨日は子どもの参加がなく、
大人だけでしたが、
だからこそ胸に訴えるようなプログラムとなっていて、
改めてべんさんのファンになりました。
そこで久しぶりに
井上さく子さんに出会い、
たくさん話をしました。
会いたいときに、
話をきいてもらいたいときに、
なぜか出会い、
ゆっくり話ができるというのは、
とっても不思議。
これこそが、
人とのご縁。
だから、

人の縁って面白い

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2021年6月。
エデュカーレ読者交流会で基調講演をさせていただいたとき、
音楽家のお二人と出会いました。
お一人はNHK交響楽団打楽器奏者の
植松透さん。
もう一人は、
ミュージシャン&マジシャン&翻訳家というマルチな才能で活躍している、
大友剛さん。
私がブラジルで活動しているという話をすると、
ブラジルの音楽について聞かれました。
ブラジルはサンバなど、
多種多様な音楽が街中にあふれているような国。
ブラジル人は音楽の中で育ち、
その音楽を聴いて踊る。
けれども、
私個人的にはかなりの確率で
「音痴」
な人が多いという印象がある。
カノア保育園の先生たちと一緒に歌を歌ったり、
劇をするとき、
それぞれが全く異なるメロディーで歌うことも珍しくありません。
子ども達もこれといったものがないからか、
それぞれが自己流。
それとなく同じ歌に聞こえるけど、
なんだか違うよね?
いつもそんな感じです。
私はそんなとき、
リコーダーを吹いたりして、
正しいメロディーに導こうとします。
が、
植松さんによると、
「音楽ってそうあるべきだよね。
枠にとらわれず、
楽しく、
みんながそれぞれのリズムを奏でるって素敵じゃない」
といったのです。
「えっ!?」
と驚く私を知ってか知らずか、
大友さんも、
「そうそう、どんな音が出るのか、こっちも楽しみだよね」
と…
なるほど。
そういうものなのか。
正しい音を奏でるべきではなく、
楽しむ先にどんな音楽になるのかを大切にするべきなのか!!
目から鱗が落ちるとは、
このことです。

あれから1年近く。
まだブラジルに戻れていないのですが、
ぜひ私も一緒に、
どんな音楽になるのかを楽しむ姿勢で臨みたいと思います。
できるかな…(笑)

2021年6月の基調講演でお話した内容は、
絶賛発売中の本に掲載されています。
まだ読んでいない方はぜひ、
ご購入下さい!!

110-1002_IMG2020年より続く新型コロナウイルスの影響により、
仕事や活動も変化し続けていく中、
カノア保育園及び学童教室は活動を継続しています。
ブラジル国内外の支援が減少し、
厳しい経済状況が続いています。
さて、
下記のように
「ブラジル、カノア保育園卒園生ヴィヴィアーニ〜貧困家庭からドイツで幼稚園教諭に in 第16回光の子どもたちの会オンライン総会」
をオンラインにて実施することとなりました。
ブラジルと日本をつなぎ、
地球の裏側という遠い国でありながら、
少しでも身近に感じていただけるようにと2020年よりオンラインイベントを開催してきました。
「第16回光の子どもたちの会総会」ではありますが、
今回のメインは、
カノア保育園卒園生であるヴィヴィアーニによる報告会となります。
ぜひお誘いあわせの上、
ご参加いただけますよう、
よろしくお願いいたします。

<ブラジル、カノア保育園卒園生ヴィヴィアーニ〜貧困家庭からドイツで幼稚園教諭に in 第16回光の子どもたちの会オンライン総会>
日時:2022年3月26日20時〜21時
参加費:無料

<参加申し込み>
下記にメールを頂くと、
ZOOMのURLをお送りさせていただきます。

光の子どもたちの会日本事務局
E-mail info@criancasdeluz.org

梅も咲き誇り、
暖かい風が頬をかすめるようになった今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか。

未だ新型コロナウイルスの影響により、
新しい生活様式の中、
仕事や活動も変化し続けていますが、
現地での活動は困難を極めながらも、
2022年2月21日にようやく2022年度がスタートしました。
ブラジル国内外の支援が滞る中、
それでも何とか今年度も活動を継続することができています。
これも皆様のご支援・ご協力のおかげと心より感謝しております。
さて、
下記のように「第16回光の子どもたちの会総会」をオンラインにて実施することとなりました。
オンラインによる実施のため、
ブラジルのスタッフも参加する予定です。
また今回のメインは、
カノア保育園卒園生であるヴィヴィアーニによる報告会となります。
ぜひお誘いあわせの上、
ご参加いただけますよう、
よろしくお願いいたします。
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<第16回光の子どもたちの会オンライン総会>
日時:2022年3月26日20時〜21時
<オンライン総会は下記ZOOMにて実施します>
参加希望の方は下記メールまでご連絡いただけますよう、
お願いいたします。

【参加申し込み】
特定非営利活動法人 光の子どもたちの会
代表 鈴木真由美
E-mail info@criancasdeluz.org

漢字の「桃」は、
「木+兆」
「兆」は、
亀の甲を焼いて占いをする際に、
左右に割れてできるひびを描いたもので、
「木」た組み合わせて、
実が二つに割れるモモを表す。
「兆」の付く漢字は、
二つに割れる=離れる、
といった意味を含んでいる。
「逃(にげる)」は相手と離れる意、
「跳(とぶ)」は地面から離れる意。

3月は旅立ちのときとも言われます。
「桃」がこの時期に咲くことには、
やはり意味があるのでしょうね。

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