
必ず芸術を一緒に取り入れます。
講義をただ聞くだけではなく、
芸術を通して体験していくことで、
学んでいることを実感してもらいたい。
そんな願いがあります。
さて、
今回は粘土細工でした。
まずは片手で丸を作っていきます。
右利きの人は左手で、
左利きの人は右手で。
丸を作っていくのには神経を使い、
集中しなければ上手に丸められません。
ちょうど両手で包みこむくらいの大きさの丸ができたら
それを持ってみんなで輪になりました。
「隣の人に順番に渡していって。
そして、
感じるの。
ただ、
触りながら感じてみて。」
そう言われ、
みんなは一つ一つ、
回ってくる球体の粘土を
両手で包みこみながら
感じていきます。
同じ粘土で作った、
同じ大きさの、
同じ球体。
それなのに、
温かいものもあれば、
冷たいものもある。
軽く感じるものもあれば、
重たく感じるものもある。
面白いほど、
一つ一つは違います。
3日を通して、
さまざまな作品を作りました。
最終日には展示会を開きました。
その作品一つ一つ、
個性が感じられます。
“魂が込められているからだよ”
ある教師はそう言いました。
言葉だけではなく、
体験で学んでいく。
本当に素晴らし経験ができたと、
参加者全員が満足気だったことが
本当に嬉しかったです。
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