34daeaf4.jpg私たちは
何気なく暮らしていると、
そのまま一日が過ぎてしまう。
でも、
立ち止まって考え始めると、
些細なことまでもが気になる。
そんなことってありませんか?

エステーヴァン村の青少年たちにとって、
自分たちのルーツというのは
意外にもみんな知っているもの。
でも、
そこまで足を運び、
実際に話を聞くということは
ただ“知っている”ということとはまた違う、
新しい発見があるもの。
彼女たちは海岸沿いを歩き、
自分たちの原点を知る旅に出かけました。

76年前、
ある一家がここにたどり着いた。
その足取りを
彼女たちは追ってみました。
海岸も数年前とは全く異なるだけに、
80年近く前を想像することは困難ですが、
それでも、
参加した一人一人、
思うところはあったようです。

原点を探し求める旅。

人はいつしか、
そんな旅に出るもの。
出てほしい。
そう思う私なのです。