2014年10月14日(火)、
私達が参加している、
『子ども、青少年権利委員会』主催による、
イベントを実施しました。
これは、
社会福祉局が中心となり実施したもので、
地区、市、州、地域、国内と、
参加代表者の中から選抜され、
『子どもの権利条約』に対して、
子ども自身が声を出し、
訴えていくというものです。
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この日、
22名の6〜14歳までの子ども達が参加し、
『子どもの権利条約』についての話をした後、
グループに分かれて議論。
その後、
それぞれのグループは自分達が決めたテーマを
絵、ダンス、音楽、劇などによって発表しました。
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ただ説明を聞いているだけではなかなか理解できない事も、
こうしてみんなで身近な事を例に挙げて話し合い、
それを体験を通して発表していく事は、
子ども達にとっても貴重な体験だったと思います。
『権利』
というのは、
それに伴う『義務』があるということ。
それを心に刻んでくれたのではないかと感じました。
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その日の最後、
時間的には通常ならば休み時間に当たるのですが、
皆の意見を聞きたいと思って集まったもらったところ、
一人の男の子が、

「僕達には遊びを楽しむ権利がある」

と言いました。
それを聞いて、
あぁ、こうやって身につけていってくれるのだなぁ〜と感心したと同時に、

「そうだよね。だからもう少し、話を聞こうね」

と言うと、

「えぇ〜」

と一言。

「権利と義務、だよね?」

「はい。そうでした。」

と言ったときに顔は今でも忘れられません。

貴重な機会をくれた社会福祉局の皆さん、
どうもありがとうございました!!!