先日に引き続き、
もう少しこの日の体験の事を書きたいと思います。

私が選んだのは
「国語」の授業の導入です。
まず1年生として小学校に入学し、
初めに覚えるのは当たり前ながら、
“ひらがな”
です。
しかし、
この学校では、
“漢字”
から習い始めます。
というのも、
私たち日本人は、
漢字を変形させ、
ひらがなを作りだしたからです。
その中でも、
漢字を作りだした、
そのお話しに沿って、
風景と漢字ができるまでを書いていきます。
その後、
ひらがなへの導入が始まるのです。

単純に、
「確かに」
と納得した私。
そして、
「面白い」
と感じました。

シュタイナー教育では、
1〜9年生まで、
同じ先生が持ち上がり、
クラス替えはありません。
また、
その独特の教育方法から、
「鳥かごの中の小鳥」
のように、
あまりに守られすぎているため、
そこから現実社会に出ていくとき、
その子ども達は大丈夫なのだろうか?
と、
私自身懸念しています。
それでも、
もう卒業してしまいましたが、
9年生だった子どもの一言で、

「相手を受け入れる必要はない。
分かっているだけで十分だ」

世の中には十人十色と言われるように、
様々な人がいます。
中にはどうしても合わない人もいるでしょう。
でも、
その人となりをきちんと理解し、分かること。
それは、
大切だと思います。
その上で、
苦手な人や合わない人との距離を考えればいいのです。
完璧にその人を、
自分の中に受け入れる必要はないのです。

う〜ん。
すごく深いなぁ〜と思いました。
そして、
ここまで育っていれば、
現実社会に飛び出していっても、
自分なりに生きていく事ができるだろう。
とも感じました。

本当に面白い体験でした!!
また参加したいなぁ〜

因みに横浜シュタイナー学園のHPはこちら↓
https://yokohama-steiner.jp/