私は人生計画を、
かなり早くから立てていた方だと思う。
幼稚園の卒園アルバムには、
「幼稚園の先生になりたい」
と書いてあり、
その後もぶれることなく、
私は保育士となった。
そして、
25歳で結婚し、
30歳までには子どもを2人産む。
できればその後にもう一人。
子どもは全部で3人欲しいと思っていた。
実際に、
私は25歳で結婚し、
26歳で一人目、
30歳の誕生日の1ヶ月後に二人目を産んだ。
ここまでは私の人生設計通り。
ただ、
二人目を産んだ時点で、
もうこれ以上子どもはいらないと思うようになった。
なぜだろうか?

私自身は4人兄弟の上から2番目、長女。
ただ、
一番下の弟は年が離れているため、
実質3人兄弟として育った。
3人は本当に素晴らしい。
真ん中っ子がいるというのは、
ある意味バランスがとてもいいと思う。
私は真ん中っ子。
上を見て学び、
下をうまく利用(笑)する。
親からの干渉も少なく、
伸び伸びと自分の思うように人生を歩み、
今に至る…

あまり苦労せずに生きてきた…
と言えるかもしれない。
何事もほどほどに。
今を生きる。
それが一番の目標であり、
私の生き方だった。

そんな私が計画を変更し、
なぜ3人目を産まなかったのか?

一番の理由は私の今の生活スタイル。
日本とブラジルを行き来し、
両国で生活している。
娘たちも私と一緒に移動するため、
二人目を産んですぐ、
3人目はもういらないと思った。
今、
娘たちを見ていると、
特に、
姪っ子を預かり、
三姉妹のように過ごしていた日々を思い返すと、
3人目がいたらこんなだったのかなぁ〜と、
感じることはある。
がしかし、
現実的に、
やはり今、
もう一人産むという選択肢は、
私にはない。
産みずらい、
育てずらい、
というより、
希望はあくまでも希望。
自分の今の生活を見て、
考え、
これ以上は望まないという結論になった…
というのが正直なところである。

今日、
下記の記事を読んだ↓
「子育て世代の44%が「これ以上、子供は増やさない」 日本、4カ国調査で最多」(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASJ5S3FC0J5SUTFK004.html

子育てがしにくい世の中だから…
というだけでなく、
それぞれ色々な理由があって、
希望よりも少ない子どもの数となっているのではないか?
そんなことを感じた私なのでした。