ここブラジルには、
皆が慕ってやまない、
ブラジル人の教育学者がいます。

「パウロ・フレイリ」

名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
私の住むアラカチ市の教育局にも、
以前はパウロ・フレイリの写真が飾られていました。
そして、
多くの学校では、
彼の言葉が掲げられています。

今回、
知人の誘いで、
ある講座に参加することになりました。
それが、

「ビオセントリカ教育(Educacao Biocentrica)」

です。
パウロ・フレイリを含めた3人の思考や知識、
教育の理念や方法。
芸術や文化、環境など、
生きていく上で欠かせないもの、
それらすべてをひっくりめて、
人生をよりよくしていくという考え方。
私の考え方とかなり似ており、
「そうだよね!!」
と、
頷くところがたくさんありました。
歌(音楽)やダンスなども重要であるとし、
「ビオダンサ(Biodanca)」
もこの教育の大きな柱の一つです。
そして、
この教育方法を編み出した一人である、
「フッチ・カバウカンチ(Ruth Cavalcante)」
壮絶な人生の中から得たもの、
学んだこと。
信じてきたもの。
その声を聴いたとき、
体中がぞわっとしました。
14333756_1251381684906054_7390388251418323087_n

自然の中で生き、
その環境の中で育つ子ども達と関わる中で、
この子ども達に必要なもの、
大切なものは何だろうか?
それをみんなと考えながら現在に至っています。
その答えの一つになるものではないか。
そんな期待をしています。
2週間後。
また講座へ参加します。
皆様報告をお楽しみに…
14238198_1251381381572751_6008318390542445760_n