我が家の娘たちは12歳と8歳ですが、
未だに寝る前には本を読みます。
小さなころは絵本。
今は、
小説を読んでいます。
時には12歳の娘が選んだものを、
時には8歳の娘が選んだものを、
時には私が選んだ本を読みます。

娘たちが小さかった頃、
何かを伝えようと思ったとき、
言葉で言ってもなかなか理解してもらえず、
絵本を読んで、
そこから娘たち自身が感じ、
気づき、
理解していく…
ということをよくしていました。
・ 友達と仲良くする。
・ 勝手に人のものはとらない。
・ 自然の中で暮らす楽しさ
などなど、
その時々に合わせ、
絵本を選び、
読んでいました。
今本を読んでいるのは、
広い世界を知ってもらうため、
色々な考えがあることに気付いてもらうことなど、
気づきがあるといいなぁ〜
と思いながら読んでいます。

しかし、
ブラジルでは、
自宅に本があるという家はあまり多くありません。
本屋さん自体、
私の住むアラカチ市(人口72,000人)にはありません。
そのため、
保育園の中で何かが起こり、
言葉ではなく、
何とかして子どもたちに伝えられたらと考えたときの選択肢が、
とても狭まってしまうと感じています。
日本のように、
絵本を読み聞かせることで気づきの助けができたら、
なんと素晴らしいことでしょうか!
どうやって子どもやその家族に伝えるべきか。
それを考えている中、
絵本で伝えることができないという残念さ。
ブラジルの子ども達にも、
もっと本の世界を知ってもらいたい。
そんな風に感じている今日この頃です。