2018年5月20日。
エヴァがカノアにやってきた。
彼女がサンパウロでの仕事など全部調整して、
私たちの保育園と学童教室、
そしてその運営に対する助言と協力のために、
来てくれたのです。

私たちは今、
大きな曲がり角にいます。
エヴァさんがサンパウロに戻ったのち、
カノアでの活動を中心となって努めてきた、
フラビアーニさんが、
年内をもって退職するからです。
そのため、
昨年から引継ぎが行われており、
彼女の知識と経験をすべて、
残るスタッフに伝えていこうと、
頑張ってくれています。

今回エヴァさんが欠けてくれたたくさんの言葉の中で、
私たちに今必要な言葉。
それは、

「完璧でなくてもいい。最善を尽くそう。」

フラビアーニはどちらかというと、
完璧主義者。
綿密に計画を立て、
細かいところまで気を配りながら、
完璧を目指すタイプです。
でも、
誰もがそれを実行できるわけでもなく、
一人ひとり向き不向きがあり、
全員が最善を尽くせば、
最終的にはとても素敵なものが出来上がる…
それを教えてくれたのは、
ここ、
ブラジルの人々でした。
だからこそ、
エヴァさんのこの言葉は、
今の私たちにぴったりだと感じたのです。

「完璧でなくてもいい。最善を尽くそう。」