朝起きてみると、
雨が降った後があった。
これはいつものこと。
カノアでは、
雨季であっても、
雨はだいたい夜中から朝方にかけて降ります。
そして、
日中は、
お日様が照ることがほとんど。
でも今日は違いました。
降っては止み、
降っては止み、
夕方までずっと、
雨は降り続きました。
お昼前、
この村のおじいさんが亡くなったとの連絡がありました。
「あー、だからか。
この雨は。」
と、
彼は納得したように一言。
この村では、
大切な人が去るとき、
雨が降ると言われています。
空さえも、
涙を流すと。
明日、
このおじいさんを偲んで、
保育園と学童教室はお休み。
地域にあり、
地域に根差しているからこそ。

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