光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:エステーバン村

久しぶりのブラジル。
ゆっくりする暇もなく、
駆けずり回る日々。
それでも、
夕方、
裏の砂丘にのぼり、
息を切らせながら、
予定の手前で座り込む。
息切れしながら見上げた空は、
青から次第に移り変わっていく。

さぁ、
また頑張ろう!
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【読者からの感想】
「子どもたちに、これからの社会で生きていく力をつける」という思いは、教師をしている私も同じ思いでいます。
世界どこにいても自分の道を自ら切り開いていく力が必要になると思います。
私も一教員として、また社会人として、これからは親として、自分の生き方をまずは示せるようにしたいです。(20代、女性)

「こういう若い人がいてくれるなら、日本の未来にまだ希望をもってもいいかも」と思わせてくれるような1冊。(50代、男性)

最高でした!すべてのページに鳥肌がたつけど、特にビイアーニのページ。泣きました。何回見ても泣きます。学ぶことの大切さをさらに実感。(30代、女性)

号泣。多分、反対側のバリバリ日本式の子育てだけど、我が家なりに楽しくやっていこうと思う。素敵な本をありがとう。(40代、女性)

書影
21歳女性保育士、
ブラジルの貧しい漁村にひとり飛び込み保育園を作る!
ブラジル北東部、世界的観光地のカノア・ケブラーダに隣接する貧しい漁村エステーヴァン村。
麻薬と売春の渦巻く環境の中で暮らす子どもたち。
親たちから託された願い。
それは“村に保育園を作る”ことだった。
「子どもたちに、これからの社会で生きていけるだけの力を」

サンパウロのファベーラ(スラム街)の保育園を経てエステーヴァン村にやってきた著者。
親たちの願いを受け村人たちと共に保育園作りに奮闘し、
村が「未来に夢を持てるようになった」と言えるまでの道のり20年を、
子どもたちのエピソードとフルカラー写真で鮮やかに描く。

【著者紹介】
保育士、ブラジル・カノア保育園園長
2000年にブラジル北東部の小さな村カノアに保育園を作り、運営を始める。
2006年にカノアでの支援をも目的にした「光の子どもたちたちの会」を設立(2015年にNPO法人化)、代表となる。子どもの権利条約の委員としても、現地の地域力向上を目指して活動中。
ブラジルと日本を行き来しながら生活している。2児の母。

【下記からご購入いただけます】

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初のオンライントークイベントを開催します!

日時:2020年9月5日(土)14:00〜16:00
申込み:下記サイトを参照

今回は、チャリティーイベントも兼ねています。支援金は、保育園や学童教室では、オンライン授業を行うための活動支援として。また、卒業生として初めて、先生となった、Brunaの学資支援とさせて頂きます。
たくさんの方のご参加を、お待ちしています。

申込みは下記まで

本が私のもとに届きました!
とてもキレイで、感動です(涙)

カノア保育園でのこと、ブラジルでの暮らしのこと、写真を盛りだくさん。
ぜひみなさん、手にとって読んで下さい!
直接下記までご連絡頂いても、大丈夫です!

※楽天ブックス、Amazonでも購入可能です。
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ブラジルといえば、カーニバル。
でも、北東部では、6月のお祭りと言われる、
Festa Juninaの方が、身近に感じています。
どこの村に行っても、開催されているこのお祭り。
今年は、残念ながら、見かけることはできないでしょう。
こうした伝統文化がなくなるというのは、私たちが考えている以上に、村人たちを憂鬱にさせているようです。

「子ども達になんとか、
6月のこの季節の雰囲気を伝えたい!」

カノアの先生達は、
今、
自分たちにできることをた、
準備しています。

どんなことができるのか。
今、
そのことがとても楽しみです。
分かり次第、
皆さんにもご報告しますね。IMG_20200618_205549_103

[COMUNICADO]
AVISAMOS AOS MORADORES DA VILA DO ESTEVAO, 
QUE VENHAM PEGAR AGUA 
DE MASCARA E LUVA(SE POSSIVEL)
E MANTER A HIGIENE, 
PARA EVITAR A INTERDICAO DO POCO !
POIS TODO CUIDADO E POUCO.

Se nao aconteceu este cuidado, infelizmente, precisaremos interditar.

ブラジルでの新型コロナウイルスの状況が、
毎日日本で報道されるようになって随分経ちますが、
カノア保育園のある、
カノア・ケブラーダ地区に陽性者が出てもなお、
まだ、他人事のような村人たち。
それも、
この週末で一変しました。

エステーバン村にも4人の陽性者が出て、
家族感染が広がる中、
突如、
村から人が消えました。

我が家の裏の家では、
門にこんな貼り紙が。

「ご用のある方は、
門を通らず、
こちらでお呼びください」

そして、
カノア保育園にある井戸は、
村人皆が使う、
共同井戸。
すぐに自粛というのは、
村人にとって、
かなり難しい判断です。

とりあえず、
貼り紙をし、
使用前後に消毒をしてもらうことに。
これが守られないと、
井戸をしばらく閉鎖しなければなりません。

義母は持病があり、
気を付けるようにと医師からも言われています。
自粛を守り、
自宅で過ごしてくれることを願うばかりです。
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我が家の次女は、
ブラジルに滞在中に、
自分の住んでいる村を日本の同級生に紹介したいと、
写真やビデオ、
祖父からもらった、
ミニ帆船。
色々なものを準備してきた。

そして、
それを編集し、
クラスで発表!
となるはすが、
今回の休校。
それでも横浜市は始め、
3月13日までとしていたため、

「まだチャンスはある!」

と、
その日を迎えることを、
楽しみにしていました。

でも、
残念なことに、
休校期間は延長され、
次女が友達に伝える時間は、
なくなってしまいました。

いつか、
どこかで、
友達に見せたい。

その願いが叶いますように。IMG-20170512-WA0026

私がブラジルに行ったとき、
多くのブラジル人から聞かれたことがあります。
それは、

「あなたの出身はどこ?」
「そこはどんなところ?」

というものです。
日本についてのこともあれば、
私は横浜出身なので、
横浜についての時もあります。
そんなとき、
私はいつも思ったものです。

"もっと自分の生まれ故郷について学んでおけば良かったなぁ〜"

と。

次女が先日、
昨年のクラスでブラジルのことについて話したときのことを
教えてくれました。
ブラジルや、
エステーバン村のこと。
友達から本当にたくさんの質問をされたこと。
そして、
その質問に全て答えたとき、
先生はこう言ったそうです。

「真琳さん、
皆にたくさんのことを教えてくれて、
ありがとう!
だけど、
皆は自分が生まれた場所、
住んでいる町のことをこんなに知っているかな?

そしてクラスの子ども達は

「そうだよね。
ちゃんと知らないと!」

と、
声を合わせて答えたそうです。

自分の生まれ育った場所。
私自身も知らないことばかりだと、
近頃つくづく思うのです。

明けましておめでとうございます。

昨年は、
カノアの保育園や学童教室で、
新しい一歩を進み始めました。
エヴァさんがカノアから離れ、
その後を担うように頑張ってくれたフラビアーニさんが旅立ちました。
長く働いてきた人達がいなくなる中、
それでも村には大切な場所だと、
立ち上がり、
力を貸してくれた人達がいました。
新しい仲間も迎え、
無事に2020年を迎えることができました。

長女は受験生。
ドキドキな日が続きます。
二女は年女。
最後の小学校生活を楽しんでもらいたいです。
私がカノアて活動を始めたのが、
2000年。
今年は20周年にあたります。
たくさんの人達と出会い、
学び合う1年にしていきたいと思っています。

本年もどうぞ、
よろしくお願い致します。
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