光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:エステーヴァン村

初の試みである、
オンライン観光ツアー
『ブラジル北東部、大自然を満喫しよう!! 〜エステーヴァン村を散歩、海と砂丘の上からの夕日」』
の開催まで、
残り3日となりました。

初めての試みということもあり、
皆さまに満足のいくものとなるのかどうか、
不安なところもありますが、
少しでも多くの方に
ブラジル北東部のすばらしさを知っていただき、
私たちの活動を知るきっかけとなっていただければ嬉しいです。

まだ参加者を募集しています。
まだ申し込んでいない方がいらっしゃいましたら、
下記より参加申込のほど、
よろしくお願いいたします。

日時:2021年8月28日(土)20:00〜20:40
参加費:1,000円(参加費のみ)
参加申し込み:https://criancasdeluz.stores.jp
お問い合わせ:
光の子どもたちの会日本事務局
E-mail info@criancasdeluz.org

イベント詳細は下記を参照↓


【8月28日オンラインツアー開催!!】ブラジル北東部、大自然を満喫しよう!! 〜エステーヴァン村を散歩、海と砂丘の上からの夕日

ブラジル北東部の小さな漁村、エステーヴァン村。
この村のあるカノア・ケブラーダ地区は名高い観光地としてブラジル国内だけでなく、ヨーロッパを中心とした海外からの観光客も訪れる、有名な街です。
そんなカノア・ケブラーダ地区にあるエステーヴァン村。
その中にある、私たちのカノア保育園。
現地の教職員が総力を挙げて撮影した、地元愛満載の配信です。

今回は、海岸のお散歩と砂丘から眺める夕日をお届けします。
天使が舞い降りる村といわれた、真っ白な海岸に青い海と空。
その海岸をお散歩しながら、潮風を感じていただきたいと思います。
そして、砂丘からは奥に広がる森を眺めながら、地平線に沈む夕日を体験していただきます。
砂丘では、夕日が沈むまでの間、“シキブンダ”と地元では呼ばれる、海や雪の上じゃなくて砂丘で楽しむサンドボードを体験していただくことができます。

日本からブラジル。
地球の裏側までは時間もお金もかかる!!
だからこそ、まずはオンラインで楽しんでみませんか?

案内人は私、鈴木真由美が務めさせていただきます。
オンラインだからこそ、ご自宅やネット環境のある場所ならどこからでも参加することができます。
参加費はすべて、カノア保育園の活動費(教員への給与及び子どもたちへの教材キット作成費)として使用させていただきます。

開催日:2021年8月28日(土)20:00(40分間)
参加申し込みは、http://criancasdeluz.stores.jpより下記の4つからお選びいただき、お支払いが確認でき次第、ZOOMのURLを送らせていただきます。
1.参加費(1000円)のみ
2.参加費 + 寄付(500円)=1500円
3.参加費 + 鈴木真由美の著書(特別価格1500円)=2500円
4.参加費 + キーホルダー(500円)=1500円

一人でも多くの方に参加していただきたいと思っています。
お誘いあわせの上、ご参加ください!!

※今回は第1弾として開催します。
こんな場所に行ってみたいなどのご希望がありましたら、ぜひお寄せください。


Facebookのグループ上に写真を投稿してもらい、
皆さんに投票してもらいました。
そして、
30枚を選出!
カレンダーとなる13枚(表紙を含む)を
ZOOM & Facebook-live
で開催します!

日時:2021年7月25日20時〜

参加無料
どなたでも参加頂けます!

開催1週間前に、
ZOOMのアドレスを公開予定。
Facebook-liveは、
Facebookのアカウントを持ち、
「カノアの写真を投稿しよう!!」
のグループに参加して頂くだけで参加できます。

https://www.facebook.com/groups/517636179411246/?ref=share


皆さんのご参加、
お待ちしています!

私が参加している、
「こども環境学会」。

その基調講演を聞きながら、
「そうだよね!!」
と納得したことを、
皆さんと共有したいと思います。

木下勇先生(大妻女子大学社会情報学部教授)の講演の中でのことから…

「自然体験活動が多い子どもの方が道徳心が高い」
(国立青少年教育振興機構・国立オリンピック記念青少年総合センター、青少年の自然体験活動等に関する実態調査報告書、pp.24-25、2006)

この報告書から10年後の2016年、

「自己肯定感も高い」

という結果が示されています。

また、
「北欧で家畜と暮らす農村部における児童が免疫力が高い」
という文献があり、
フィンランドの研究(HealthDay News 2020.10.15)では、
保育園の園庭を森の土や植物のある自然豊かなかんきょうにかえたところ、
「園児の炎症レベルが低下し、
免疫機能の改善が認められた」

上記をから、
わが娘のことを想像しながら聞いていました。
一面砂地の環境で育ち、
自然に触れずにはいられない中にいた彼女たちは、
確かに、

「免疫力が高い」

といえる。
けがの治りも早いし、
そもそも、
あまり風邪もひかない…
そして、
自己肯定感もかなり高いと感じます。
これは性格にもよるかもしれませんが…

自然の中で育つ。
それが子どもに与える影響というのは、
やはり大きいのではないか?
それを再認識させられた講演でした。

2021年4月18日(日)20:00〜
「あの子は今? 〜カノア保育園20年の軌跡をたどる」
と題しまして、
イベントを行いました。
カノア保育園の卒園生3名を招待し、
今の生活やカノア保育園が人生に与えた影響など、
参加者からの質問を交えて話してもらいました。

20歳を過ぎた彼らは、
小さなころの面影を残しながらも、
自分の足で人生を歩んでいる。
そんなたくましさを見せてくれました。

「カノア保育園で学んだことは自分の人生の礎となっている」

そんな話を聞くと、
胸がとても熱くなってしまいました。

3人以外にも、
たくさんの卒園生が、
ブラジルのみならず、
ドイツ、イタリアからも参加してくれ、
日本人ボランティアとして、
現地での活動に参加してくれた人たちの顔を見て、
直接交流することができたことは、
本当に良かったと思います。

「教えてもらった、よさこいソーラン、まだ覚えているよ!」
「教えてもらった日本の歌、まだ覚えていて、家族と一緒に歌ったよ!」

ブラジルと日本。
遠いけれども、
なんとも近いことか!!

本当は行うはずだった第2部が時間延長のためできず…
ということで、
第2弾を企画しています。
今度はどんな卒園生が顔を見せてくれるかな?
今から楽しみです。

皆さんもぜひ、
次回のイベントにご参加くださいね。

光の子どもたちの会HP:http://criancasdeluz.org
物品販売(現地のお母さんたちの支援にもなります):http://criancasdeluz.stores.jp
スライド1

2020年8月18日。
マリアさんが天国へと旅立った。
8月11日に91歳の誕生日を迎えたばかりだったおばあさん。
彼女は、
彼のおじいさんのお姉さんなので、
マルシアーノにとっては大叔母になるのでしょうか。
彼らはアマゾンの森で生まれた、
原住民でした。
ある日、森を襲った大規模な開発。
彼らは海岸沿いを逃げてきたそうです。
姉と弟。
たった二人だけ。
彼らは、
エステーヴァン村へとたどり着き、
そこで家族を作りました。

その時の話を、
私は何度も足を運び、
聞くことができました。
どうしても話したくないと、
口を閉ざす場面も多く、
お互いに泣きながら、
そんな時間を過ごしました。

彼女は村の産婆として、
無くてはならない存在でした。
身一つで村にたどり着き、
そこで産婆として信頼を得、
家族を作ったマリアさん。
この話は、
エステーヴァン村の子孫につないでいくべきものだと、
私は強く感じています。

最後にあったのは、
もう2年前でしょうか。
昨年は体を壊し、
なかなかお見舞いにも行けないほどでした。

私の娘へと続く、
原住民族の血。
その大樹を、
大切にしていきたいです。

Dona Maria Borges de Castro

安らかにお眠りください。
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※私の著書「ブラジル 天使が舞い降りる村」にも、彼女の姿が登場しています。

皆様、

少しずつ寒さが身に染みるようになってきた今日この頃ですが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
いつも当団体のイベントに参加していただき、
ありがとうございます。
さて、
下記のようにイベントが開催されることとなりましたので、
ご案内申し上げます。
今回は代表の鈴木も参加し、
エステーヴァン村の鶏肉秘話をお話予定です。
ぜひそんなお話も楽しみに、
お誘いあわせの上、
ご参加頂けると嬉しいです。尚、
定員がございますので、
ご参加いただける方は早めのご予約をお願いいたします。

【第22回 ブラジル料理教室 / Aula de Comida Brasileira】
日時:1月25日(土)13:30〜16:30
場所 :ライフコミュニティー ライフコミュニティー 西馬込
    1F 調理室
参加費 :大人 ¥3,000
     高校生¥1,500
小中学生¥1,000(乳幼児無料)
持ち物:エプロン、三角巾
講師 :平塚えれなさん
えれなさんブログ
http://saudade-brazil.cocolog-nifty.com/blog/

<メニュー / Cardapio>
・ご飯(Arroz)
・鶏肉煮込み(Frango Ensopado)
・サラダ(Salada)
・チョコレートトリュフ(Brigadeiro)

おしゃべりをしながら、美味しいブラジル料理を作りましょう♪

お問い合わせ:
光の子どもたちの会(担当:藤本くみ)
canoa.japao@gmail.com

※定員25名
 申し込み締め切りは1月18日としますが、
 満員となり次第、申し込みを締め切らせて頂きます。
チラシ_ブラジル料理教室20200125

先週に引き続き、
今週もまた、
エステーヴァン村の森へ探検に出かけました。
今回は前回よりももっと森の奥深くに行きました。
先頭を歩くのは、
学童教室の担任をしている“ジレーニ先生”です。
前回は私自身も、
どこを歩いているのか把握できていたのですが、
今回は、
今自分がどこにいるのか全く分からず、
一人取り残されたら完全に森の中で迷ってしまう…
そんな状況でした。

森の中を歩きながら、
前回のおさらいをしていくジレーニ先生。
子ども達は元気よく、

「この木はけがをしたときに消毒するやつだ!!」

「これはお腹が痛い時に飲む薬!!」

など、
きちんと覚えていること!!

新しい木とも出会い、
迷わないためにと、
村人たちがつけている目印も発見。
そして、
小さな鳥の巣や、
シロアリの巣も見つけました。

「森はみんなのための大事な場所なんだね」

ある男の子は鳥の巣を見ながらぽつんと一言。

森にある植物を知る、学ぶだけではなく、
自然と共に生きているという実感を子ども達に感じてほしい。
そう強く思った私なのでした。

※この活動は、LUSHジャパンの支援を受けて行っている、「地域の森に生息する植物を生かした、子どもの健康改善プロジェクト」です。
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19eacfc1.jpg6月24日は聖ジョアンの日です。
ブラジル東北部では
カーニバルと同じくらい
にぎやかなイベントの一つ。
エステーヴァン村でも
毎回派手な衣装で着飾った老若男女が
楽しそうに踊りまわっています。

今年は24日の日に雨が降ってしまい、
延期されて26日に行われました。
24日にはたくさんの人が
この日のためにと伝統料理をこしらえていたのですが、
雨のためにまったく売れず、
延期された日には
ほとんどの人が
「また作るなんて、するわけないでしょ!!」
といって、
食べ物は見当たりませんでした;;;

それでも
色鮮やかな衣装に身を包み、
派手な化粧をして
辛いことも何もかも忘れて踊るというのは
本当にこの地方の人らしいなぁ〜と思ったりします。
ちなみに、
私は参加する勇気が持てず、
今日まで至っているのですが(笑)

3c1e7c32.jpg先週から始まった劇の講座。
なかなか参加者が安定しない中、
それでも、
ストーリーが決定し、
今日、
はじめて稽古をしました。

私にとっては、
劇を行うためには
台本ができて、
すべての参加者が
(演じる人以外の舞台設置なども含め)
流れを理解している必要があると思っています。

しかし、
ここはブラジル。
カノア。

あらすじが決定し、
役をみんなで決め、
それぞれのシーンごとにグループに分かれ、
シーン内のセリフを作っていきます。
それと同時に
裏方の人は
衣装や舞台装置を考えていきます。

“こんなんでできるの!?”

と思っていた私。
でも、
今日すでにある程度の流れ、
セリフ回しが
出来上がっていました。

恐るべしブラジル。。。

10月19日(日)が本番です。
さぁ、
明日も稽古だ!!

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