光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:スタディツアー

少し前になるのですが、
2024年6月11日に明治学院大学国際学部のインターンの授業にて、
お話をさせてもらいました。
担当の小野先生に、
「日本語と英語、
どちらの授業で講義をしたいですか?」
と聞かれ、
迷わず
「日本語で!!」
と答えました(笑)

学生たちからの感想は素敵なものばかりだったのですが、
その一部を紹介させていただきます。

『特に感じたのは、辛い経験やもどかしい経験も含めて終始楽しそうにお話されていることでした。
これは鈴木さんが、立ちはだかる壁さえも、自分のやっていることの重要性を理解してもらうこと、
また人々のためになることの一環として楽しもう!という気持ちがあることに起因しているのではないかと思います。
(中略)
こうした立ちはだかる壁を、地元の方に理解してもらうため、
そして環境をより良くするためだと捉え、真正面から向き合う鈴木さんの姿勢を、
今後他人を巻き込んで何か新しいことに挑戦するときに参考にしたい(M.T.)』

『夏休みにゼミの校外学習で、タイの農村へホームステイに行きます。
(中略)
農業の手伝いや、インタビューをする機会もあるので、日本人だから感じられる共通点や違いに目を向けられたらと思います。
(中略)
私が学びにいくつもりで行こうと思います。
今回の鈴木さんのお話は、
校外学習に向けてどんな気持ちで行ったらいいのかとても勉強になりました。(A.I.)』

『「何でも提供するのではなく、本当に必要なものを村の人々に届ける」と仰っていたことで、
地域において、何が本当に必要なものなのか見極めて行動することが、重要なのだと気付くことができました。(Y.S.)』

『幸せについて考える大きなきっかけになった。
(中略)
また、日本の幸せを固定概念にして他国の貧困を救おうと思っていたが、
そこは不幸せなのではなく、そこにも幸せはたくさんあることに気付かされた。
知らない幸せや幸せの概念という問題は簡単に考えられるものではないが、
考えるのと考えないのとでは大きな違いがあると思い、今回話を聞けて本当に良かった。(N.K.)』

『私も鈴木さんのように勇気を出して新しい世界に挑戦して新しいことを生み出せる人になりたいと強く思いました。
また、鈴木さんは人を変えるのは難しいが、環境を整えることが私たちに唯一できることだとおっしゃっていましたが、
ゴミの分別に講義してきたお母さんの気持ちを変えていました。
環境を変えようとすることで自然とそこにいる人たちの気持ちも変わるのだなと思いました。
今回のお話を聞いて、自分はもう子どもではありませんが、
自分にとって何が1番幸せなのかを考えたいと思いました。
そしてやりたいことを見つけたら迷わずに挑戦したいです。(E.H.)』

『自身の考えていることを誰かに相談したり、軽く話すだけでも何かにつながるキッカケになるのだなと思った。
自身の心に秘めている考えや具体的な事がらにまで考えがいっていなくて、
相手に打ち明けるのにハードルが高く感じてしまうことが常日頃あるが、
その伝える勇気というのは大事なんだなと改めて感じた。(H.K.)』

などなど、
まだまだたくさん頂いているのですが、
まずはこの辺で。

皆さん、
学生さんたちの言葉を聞いて、
どう思われましたか?

カノア保育園では、
日本からのボランティアだけでなく、
大学のスタディツアーとして
東海大学、
関西大学、
学生を受け入れていました。
そして今回、
私がたった1週間ほどカノアに滞在するのと同じタイミングで、
13年前にカノアにやってきた学生が社会人となり、
訪れてくれました。

昔の写真を見せながら、
「この子はどこにいるの?」
当時保育園や学童教室に通っていた子ども達は、
親となり、
子どもがいる人も多く、
驚いたと言います。
村を飛び立って、
外国にいる人もいて、
その時間の経過にびっくりしたことでしょう。

こうしてまたこの土地に戻って来てくれること、
本当に嬉しい限りです。
いつまでも忘れず、
心に留めてくれていたこと、
その思い出が温かく、
懐かしいものであること、
感謝せずにはいられません。

今度は誰が来るかな?
今から楽しみです!Messenger_creation_31372dde-1690-473f-b451-4ad24b24d12b

このページのトップヘ