私は長くブラジルでの活動を行ってきているからか、
日本でも、
ブラジルにつながる人達がどのように暮らし、
何に不安を感じ、
どんなことに幸せを感じているのか…
ということにアンテナをはっている。

保育分野でも、
多文化保育という言葉をよく耳にするようになり、
群馬県大泉町、
茨城県、
愛知県、
広島県
などなど、
私の住む神奈川県も含め、
多くのブラジルとつながりのある人達が日本で生活している。

そんな中、
日本保育学会の中部ブロック研究集会において、
福井県越前市における取り組みが紹介された。
福井県にも今、
こんなにもたくさんのブラジルにつながりのある人達がいるのかと、
驚いて話を聞いていた。
今回学会誌を読み、
改めて、
私たちにできることは何だろうかと、
考えるきっかけとなった。