光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:国際結婚

2023年5月9日。
結婚20周年を迎えました。
彼によると、
総合してみると、
多分一緒に過ごしているのは10年ほどじゃないか?
と…(笑)
私の計算では、
もう少し一緒にいます。
15年とか???(笑)

それにしても時が過ぎるのは早い。
20代前半でブラジルに来て、
その後結婚、
出産、
子育てを日本とブラジルで行い、
娘たちは大きなけがをすることもなく、
順調に育ってくれ、
今では高校生と大学生。

まだまだ親としてできること、
パートナーとしてできること、
仕事人としてできることがあるけど、
それよりも何よりも、
こうして今ここで、
ブラジルの、
赤道直下の小さな村で、
この文章を書いていることがとてもうれしいです。

まだまだ先は長い。
道はくねくね。
上ったり下ったり…
それでも一人ではない。
いつもそばに誰かがいるというのを知っていることは、
本当に大切で、
強いと思う。

ありがとう!!
そしてまた朝日は昇る…
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今年、
新型コロナウイルスの影響で、
いつもなら、
GW中にブラジルへ戻るのですが、
残念ながら、
いつ戻れるのか、
未定の状態。

そんな中でも、
5月9日で、
結婚17周年。
18年目に突入します!

5月9日は義父の誕生日でもあるので、
いつもは一緒にお祝いするのですが、
残念なから今年はできないので、
来年のお楽しみということで。

日本とブラジル。
遠いけれど、
心は近い。
早くみんなに会えますように。IMG_20200510_153040_630



私には2人の娘がいます。
長女は現在中学2年生。
義務教育の間は、
日本とブラジル、
両方の国で生活しながら、
学校にも通い、
どちらの国でも生きていけるよう、
将来的に選択することができるだけの基礎を作ることが、
私たち親の役目。
私たちの育児の根本には、

「2つの国で生きる」

ということがあります。
良いところも、
悪いところも、
体験、経験する。
異なる2つの国で暮らすことで、
同じ年齢の子ども達よりも大変なこと、
不安なことは多いかもしれない。
やりきれないこと、
イライラすることもあるかもしれない。
それでも、
いつか、
大人になった時、
この異なる2つの国で生きてきたことが、
心の宝のようになってくれたら。

「それがあるからこそ、
今の自分がある。」

と、
言ってもらえるようになってくれたら。

親としてはたくさんの願いがあり、
期待もあるかもしれない。
それが重いと感じたり、
面倒だと感じることもあると思う。
現に今、
長女はこの2つの国のはざまでもがき苦しみ、
今回のブラジル滞在では、
今まで生きてきた中でも一番泣いたのではないかというほど、
涙をたくさん流していた。

2つの国で生きるということが、
マイナスではなく、
プラスとなってくれるよう、
今はただただ、
これからを見守っていくしかない。

たくさん話し、
聞き、
納得できなくても、
それを受け入れ、
前に進んでいく。

子どもの年齢が増すほど、
悩みは増え、
不安だらけになっているような気がする。
それでも、

「人」

として、
勉強以外の部分で学んでほしいこと、
身に付けてほしいこと、
それをきちんと持っている子ども達に育ってくれたこと、
感謝、感謝です。

さて、
もうすぐ日本に戻ります。
新たな局面の中で、
どうなることやら。

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