光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

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私自身も、
小学校高学年の時に入ったマーチングバンドでトランペットを吹いていたことから始まり、
中学校は吹奏楽部に在籍していました。
そして今、
二女も中学校で吹奏楽部に在籍しています。

ブラジルで5年ほどでしょうか。
地域の楽団を支援していたことがあります。
サッカー教室などはあっても、
運動ではなく、
音楽や絵などが好きな子ども達は、
それを生かせる場所がありませんでした。
そんな中、
保育園や学童教室で行っていたリコーダーに触れる機会を経て、
楽団への支援とつながっていったのです。
初めて楽器をもつ子ども達の笑顔。
今でも忘れられません。
その時に私が話していたのは、

「子ども達に、
勉強だけでなく、
スポーツや文化芸術に触れる機会を作る大切さ」

でした。
日本の学校を例に挙げ、
授業の中だけでなく、
部活動というものがあり、
学校の中でスポーツや文化芸術に触れることができるということ。
そしてその中で、
知識や知能以外の経験や体験を積み、
人生への糧となるものを学んでいくこと。
私の中でそれは、
子ども達にとって平等に与えられた、
かけがえのない時間であると感じるのです。

今、
部活動に関して大きな変革のときといえます。
だからこそ、
貴重な機会を守れるにはどうしたらよいのか。
削除するだけでなく、
どうすれば学校の中で継続していくことができるのか。
ぜひ考えてもらいたいと思っています。


2020年3月。
カノア保育園は休園となりました。
そして8月。
幼児教育もオンライン授業をスタートさせることが決まりました。
保育を、
オンラインで。
未知への挑戦の始まりでした。

まずは、
保護者会の開催。
協力の要請に了承してもらうと、
動画の作成。
配信を開始しました。
それと同時に、
子どもたちの家に、
教材キットを配布しました。
それでも、
年度末の評価では、
厳しい状況が浮かび上がりました。

そして2021年度。
私たちはまず、
保護者に対するワークショップを開催しました。
保護者が自宅で、
子どもに教える必要がある。
保護者が、知らなければ、
教えられるはずがない。
まずは、
保護者にワークショップを開催しなくては!

現地では今、
保護者に対するワークショップを開催しています。
今後は毎月開催する予定のワークショップ。
それと同時に、
子どもたちの自宅に教材キットを届けていきます。

ワークショップの開催と教材キット配布のために、
皆様からの、ご支援をお待ちしております。

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我が家は、
近頃では珍しいほど、
ご近所とのつながりが強い地域にあります。
この休校期間中も、
大学生から保育園児まで、
様々な年齢の子ども達が一緒に遊んでいます。

そして、
我が家の娘たちは、
無事に
小学校、中学校を卒業することができました。
そんな娘たちを常に見守ってくれていた、
お向かいの方々。
本日、
卒業祝いにと、
ケーキを頂きました!
ありがとうございます!

2つの国を行き来しながらの生活。
私達だけでは、
難しいこともたくさん会ったらと思います。
一緒に育ててくれた皆さん、
本当にありがとうございました!
これからも、
よろしくお願いいたします!20200322_190915

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