光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:地域子育て

2020年3月。
カノア保育園は休園となりました。
そして8月。
幼児教育もオンライン授業をスタートさせることが決まりました。
保育を、
オンラインで。
未知への挑戦の始まりでした。

まずは、
保護者会の開催。
協力の要請に了承してもらうと、
動画の作成。
配信を開始しました。
それと同時に、
子どもたちの家に、
教材キットを配布しました。
それでも、
年度末の評価では、
厳しい状況が浮かび上がりました。

そして2021年度。
私たちはまず、
保護者に対するワークショップを開催しました。
保護者が自宅で、
子どもに教える必要がある。
保護者が、知らなければ、
教えられるはずがない。
まずは、
保護者にワークショップを開催しなくては!

現地では今、
保護者に対するワークショップを開催しています。
今後は毎月開催する予定のワークショップ。
それと同時に、
子どもたちの自宅に教材キットを届けていきます。

ワークショップの開催と教材キット配布のために、
皆様からの、ご支援をお待ちしております。

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私は日本とブラジルと行ったり来たりしていますが、
どちらにいても、
そばにいる人たち、
家族、
近所の知人、友人、
娘の学校関係者など、
本当に恵まれていると思います。
そして、
日本では、
まるで昭和のように、
みんなで子どもを育てている感覚のあるこの地域。
学校から帰ってきた娘は、
ランドセルを放り出し、
「いってきます!!」
と、
飛び出していきます。
そして、
近所の子ども達と暗くなるまで遊びます。
その様子を、
誰ともなく見ていて、
「この間こんなことしてたよぉ〜!!」
と、
近所の人から聞くこともしばしば。
皆さんに見守られながら、
すくすく成長している娘たちです。

そんな中、
初めて近所のママ友と飲み会をしました。
そのときに心に残った一言。

「私はここの子どもみんなのお母さんだと思ってるから」

本当にうれしく、
涙が出そうでした。
心から感謝です。
長女は中学生になり、
次女は小学5年生。
こうして遊ぶことも残り僅かかもしれませんが、
未だ異年齢で遊んでいるこの環境を、
ぜひ思い切り楽しんでもらいたいですね。

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