光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:外国とつながりのある子ども

光の子どもたちの会では、
クリスマス募金を行っています。

日本では、外国につながりのある子どもや主にブラジルに興味のある人に対する、日本語やポルトガル語の学習支援教室を実施しています。

ブラジルでは、保育園や学童教室だけでなく、地域における教育を通じた活動を行っています。

皆様から頂いた募金は、
日本とブラジルの子どもに対する活動に使われます。

子どもたちへ「光」を届けるお手伝いをしていただけませんか?

【募金方法】
STORESより
<郵便振替>
口座番号: 00280−1−41787
加入者名: 光の子どもたちーカノアの活動を支える会

<他提携銀行からの振り込み:ゆうちょ銀行>
名義=光の子どもたちの会
店名=〇二八(読みゼロニハチ)
店番=928
預金種目=普通預金
口座番号=5552594

1765114128871

私は長くブラジルでの活動を行ってきているからか、
日本でも、
ブラジルにつながる人達がどのように暮らし、
何に不安を感じ、
どんなことに幸せを感じているのか…
ということにアンテナをはっている。

保育分野でも、
多文化保育という言葉をよく耳にするようになり、
群馬県大泉町、
茨城県、
愛知県、
広島県
などなど、
私の住む神奈川県も含め、
多くのブラジルとつながりのある人達が日本で生活している。

そんな中、
日本保育学会の中部ブロック研究集会において、
福井県越前市における取り組みが紹介された。
福井県にも今、
こんなにもたくさんのブラジルにつながりのある人達がいるのかと、
驚いて話を聞いていた。
今回学会誌を読み、
改めて、
私たちにできることは何だろうかと、
考えるきっかけとなった。

先日、
日本に住むブラジル人の人達を描いた映画があると知り、
どんな映画だろうか?
と、
知人の主宰するトークイベントを訪れた。
監督や出演者が集まり、
映画のことだけでなく、
日本に住む、
外国につながりがある人達の生活について話はつきなかった。
私は二女と訪れ、
帰り道、
彼女はポツンとこう言った。

「私は良い人達に囲まれてるなぁ〜」

そして、
長女と二女を連れて、
1週間という上映期間の中、
映画を観に行った。
映画自体は30分と短編で、
その後、
出演者たちが自分の言葉で話す、
ドキュメンタリーが続いた。

「その生の声の方が心を動かされた」

と、
娘は言う。

日本とブラジルを行き来して育った娘たち。
帰国子女とも異なり、
日本で外国につながりがある人として生活している人達とも異なる、
彼女たち。
中学生と高校生となり、
その境遇を背負いながら、
それをプラスとして捉えて歩む姿に、
どこか感慨深いものが込み上げている、
私なのでした。
Screenshot_20220906-012318_Instagram

先日参加した国際フォーラム。
私自身、
国際結婚をし、
2つの国籍を持つ娘2人を育てているということ。
日本とブラジルにおいて、
外国とつながりのある家族と接する機会が多いこともあり、
興味深い内容の報告がたくさんありました。

その中で、

「母語とはどんな言葉なのか?」

ということを、
深く考えることとなりました。

母語と言うと、
自分の国籍のある国の言葉。
ルーツのある国の言葉のような気がしますが、
実際には、

「自分が自信をもって使える言葉」

なのだそうです。
自分の気持ちを、
想いを、
考えを伝えられる言葉。
それが、
母語であると。

子どもを育てるとき、
自国ではない場所に住む、
夫婦間の言語が異なる、
など、
多様な言語の中で子育てをする必要があるとき、
親または保護者は、
自分が自信をもって使える言葉で、
子どもを育てるべきである。
そのことを知っている人は、
どれだけいるだろうか?

私自身、
ブラジルで娘を産み、
ブラジルで子どもを育てている中で、
「子どもが混乱してしまうのではないか?」
という気持ちがあり、
日本語で話しかけることを躊躇していた時期がありました。
そのために長女は、
言葉を覚え始めた際、
体を壊すほどの体調不良に陥りました。

今、
「母語で話しかけることは大切ですよ」
と伝えることは、
とても大切なことだと思います。
ただ、
母語とはいったいどの言葉のことなのか。
それをきちんと知ったうえで、
理解したうえで、
伝えてほしい。

そう思うのです。

このページのトップヘ