光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:多文化共生

2025年3月30日(日)
「ブラジルのイースターを体験してみませんか?」
が無事に終了しました。
春休みにすることで、
子どもたちがたくさん来てくれることを期待していたのですが、
小学生も忙しいようで…

それでも、
親子で参加してくれた人、
地域の方々、
ブラジルつながりの人など、
楽しく、
笑い声の聞こえるイベントとなりました。
ポンポンうさぎさそれぞれが個性的で、
適度に力を抜くことの大切さが身に染みました。
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そして、
お菓子探しでは、
大人も本気モード。
部屋中のものをひっくり返しながら、
探していました。
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次回は6月28日(土)に「Festa Junina」と題して、
夏祭りのようなゲーム大会を行う予定です。
皆さんにお会いできること、
今から楽しみにしています!




下記のように、
ワークショップを開催することになりました。
ご興味のある方はぜひ、
ご参加ください。
転送大歓迎です!!
ぜひ興味のありそうな方にシェアしてくださいませ。

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<知ろう!体験しよう!国際理解セミナー@JICA東京センター>
教育に関心のある方を対象に、JICA東京センターで国際理解セミナーを開催します!
午前中:「知ろう!」、午後:「体験しよう!」の2部構成となっており、午前中はオンラインでも配信予定です。
皆さんぜひ、ご参加くださいませ!



JICA東京Facebookで、団体&ワークショップ紹介されています!


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光の子どもたちの会
日本事務局
https://criancasdeluz.org

『SDGs多文化CITYフォーラム』
SDGs・多文化共生・国際協力に関心をお持ちの市民・学生の皆さん、ぜひ、ご参加ください!
私たちの団体も参加します!



<日本とブラジルの交流から生まれる、多文化理解を教育現場と共に>
日時:2025年2月15日(土)10:00−10:50
場所:帆船日本丸、第3会議室

◆日時:2025年2月15日(土) 10:00-18:00
◆会場:帆船日本丸 第1・2会議室、第3会議室、小会議室
(〒220-0012 横浜市西区みなとみらい2-1-1)
JR・市営地下鉄 桜木町駅より徒歩5分、みなとみらい線 みなとみらい駅・馬車道駅より徒歩5分
◆主催:SDGs多文化CITYプロジェクト / JICA横浜
事務局:NPO法人横浜NGOネットワーク 〒231-0001横浜市中区新港2-3-1 JICA横浜3F
(協力)かながわ国際交流財団

*abaixo em portugues

日時:2024年12月7日(土)14:30-16:00
場所:新吉田北部町内会館
今年の7月にブラジルからやってきた、
ミリアンさんをお迎えして、

・おやつ作り
・ブラジルのクリスマスについてのお話し
・ブラジルで歌われているクリスマスソング(もちろん、ポルトガル語)

を皆で楽しみたいと思います!
親子での参加も可能です。
ご参加、
おまちしております!

Data: Dia 07 de Dezembro, sabado, as 14:30-16hs
Local: Shinyoshida Hokubu Chonai Kaikan
Junto com a Miriam que chegou do brasil em julho deste ano,
Vamos fazer;

・Fazer o lanche
・Contar sobre o Natal do brasil
・Cantar musica natalina em portugues

As criancas tb podem participar !!
Venha e participar conosco !!
Aguardo vcs !!

ブラジル&コーヒー交流会 第3弾
〜多文化共生に関わる全ての方に伝えたい〜
「あなたにとって、文化・習慣の違いはしんどいですか?」

日時:2024年12月15日(日)15:00−17:00
場所:ぷらっとkiricafe
(〒226-0016 横浜市緑区霧が丘3丁目26-1 205 霧が丘商店会)
参加費:500円(コーヒーまたはジュース付き / 当日現金のみ)
講師:鈴木真由美(NPO法人光の子どもたちの会 代表、ポルトガル語通訳、外国人教育相談員)

ますます多様化する保育。
外国籍の子どもがクラスに数人在園する今の時代の多文化保育の現状と今後。
そして地域とのつながりの在り方についてみんなで話してみよう♪
※14:00-15:00子ども日本語教室の見学可
※終了後希望者でのクリスマス懇親会あり

主催:
NPO法人光の子どもたちの会
霧が丘ぷらっとほーむKIC国際交流部門

※よこはま夢ファンド助成事業

<はだの多文化ひろば 2024>
「秦野から発信し広めよう!多文化共生を身近に感じ、誰もが生き生きと暮らせる街」

日時:
12月17日(火)〜12月21日(土)10:00〜16:00(活動紹介)
12月17、18、21日 10:00〜16:00(フェアトレード商品販売)

『ワークショップ開催!』
12月21日(土)
11:00 – 12:00 多文化共生ワークショップ
13:00 – 14:00 親子で楽しむ異文化体験
14:00 – 15:00 多文化トークセッション
15:00 – 16:00 わいわい交流会

会 場:秦野市本町公民館(神奈川県秦野市秦野市入船町12-2)
アクセス:小田急線秦野駅下車徒歩10分・駐車場は隣接するイオン秦野店

主 催:
NPO法人 イランの障害者を支援するミントの会
NPO法人 光の子どもたちの会
SDGs多文化CITYプロジェクト事務局 / NPO法人横浜NGOネットワーク

共 催:秦野市本町公民館
協 力:秦野市国際交流協会

少し前になるのですが、
2024年6月11日に明治学院大学国際学部のインターンの授業にて、
お話をさせてもらいました。
担当の小野先生に、
「日本語と英語、
どちらの授業で講義をしたいですか?」
と聞かれ、
迷わず
「日本語で!!」
と答えました(笑)

学生たちからの感想は素敵なものばかりだったのですが、
その一部を紹介させていただきます。

『特に感じたのは、辛い経験やもどかしい経験も含めて終始楽しそうにお話されていることでした。
これは鈴木さんが、立ちはだかる壁さえも、自分のやっていることの重要性を理解してもらうこと、
また人々のためになることの一環として楽しもう!という気持ちがあることに起因しているのではないかと思います。
(中略)
こうした立ちはだかる壁を、地元の方に理解してもらうため、
そして環境をより良くするためだと捉え、真正面から向き合う鈴木さんの姿勢を、
今後他人を巻き込んで何か新しいことに挑戦するときに参考にしたい(M.T.)』

『夏休みにゼミの校外学習で、タイの農村へホームステイに行きます。
(中略)
農業の手伝いや、インタビューをする機会もあるので、日本人だから感じられる共通点や違いに目を向けられたらと思います。
(中略)
私が学びにいくつもりで行こうと思います。
今回の鈴木さんのお話は、
校外学習に向けてどんな気持ちで行ったらいいのかとても勉強になりました。(A.I.)』

『「何でも提供するのではなく、本当に必要なものを村の人々に届ける」と仰っていたことで、
地域において、何が本当に必要なものなのか見極めて行動することが、重要なのだと気付くことができました。(Y.S.)』

『幸せについて考える大きなきっかけになった。
(中略)
また、日本の幸せを固定概念にして他国の貧困を救おうと思っていたが、
そこは不幸せなのではなく、そこにも幸せはたくさんあることに気付かされた。
知らない幸せや幸せの概念という問題は簡単に考えられるものではないが、
考えるのと考えないのとでは大きな違いがあると思い、今回話を聞けて本当に良かった。(N.K.)』

『私も鈴木さんのように勇気を出して新しい世界に挑戦して新しいことを生み出せる人になりたいと強く思いました。
また、鈴木さんは人を変えるのは難しいが、環境を整えることが私たちに唯一できることだとおっしゃっていましたが、
ゴミの分別に講義してきたお母さんの気持ちを変えていました。
環境を変えようとすることで自然とそこにいる人たちの気持ちも変わるのだなと思いました。
今回のお話を聞いて、自分はもう子どもではありませんが、
自分にとって何が1番幸せなのかを考えたいと思いました。
そしてやりたいことを見つけたら迷わずに挑戦したいです。(E.H.)』

『自身の考えていることを誰かに相談したり、軽く話すだけでも何かにつながるキッカケになるのだなと思った。
自身の心に秘めている考えや具体的な事がらにまで考えがいっていなくて、
相手に打ち明けるのにハードルが高く感じてしまうことが常日頃あるが、
その伝える勇気というのは大事なんだなと改めて感じた。(H.K.)』

などなど、
まだまだたくさん頂いているのですが、
まずはこの辺で。

皆さん、
学生さんたちの言葉を聞いて、
どう思われましたか?

横浜市緑区で開催される「多文化フェスタ@なかやま」に、
光の子どもたちの会も出店することとなりました!!
近くにお越しの際にはぜひ、
お誘いあわせの上、
お立ち寄りくださいませ。

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多文化フェスタ@なかやま
日時:2024年10月6日(日)10時〜14時
場所:中山地区センター(〒226-0019 神奈川県横浜市緑区中山2丁目1−1 ハーモニーみどり3階)
※車での来館はご遠慮ください。
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我が家の娘たちは、
幼いときから日本語とポルトガル語の世界で生きており、
二つの国を行き来していたからか、
両方の文化にも触れながら、
バイリンガルとして育ってきた。
しかし、
日本で生まれ育った外国につながる子どもたちにとって、
保育園として、
幼稚園として、
こども園として、
どんなことができるのか?
保育士の私は、
最近良く考える。

日本保育学会の「保育学研究」第62巻第1号の中に、
「ハワイ幼稚園教育の公立化過程における教育内容に関する検討」(鳴門教育大学大学院幼児教育学、塩路晶子氏)
という論文があり、
その中で示されている、
(2)公立幼稚園における英語の「読み」
という項目の中に、
第二言語を学ぶときの重要な視点が書かれている。

英語の読みの学びでは、
幼稚園において、
家庭では経験することのできない、
集団における学びがある。
ここで重要なのは、
英語の読みといっても、
単に英語の本を読むことができるというのではなく、
友達との口頭でのコミュニケーションとして、
書き文字の表記として、
必要だからという点である。
幼稚園において、
集団の中で過ごす生活体験と、
手紙のやり取りなどを通じた文字の習得、
これにより、
小学校に入学してからのつまずきがなくなり、
スムーズに学習へと歩むことができるというのである。

それぞれの子どもの発達に応じることで、
小学校へのレディネスを養うことができる。

ならば、
多文化社会の今、
日本においても、
言語を教えるというのではなく、
幼児期において、
遊びの中から体験的に学べるようにしていくことが、
大切だといえる。

今回ブラジルに行き、
滞在1週間ほどと、
なんとも短かったのですが、
10年以上ぶりのご縁をつなげる、
そんな出会いが何度もありました。

長く同じ場所で続けていると、
嬉しいことばかりではなく、
それでも、
いつもそのときに助けてくれる、
支えてくれる人たちがいて、
そんなことを思い出させてくれる、
そんな時間となりました。

再びつながったご縁に、
つながり続けているご縁に、
感謝しながら…

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