光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:子どもの観察

「セレンディピティ」とは?

セレンディピティ(Serendipity)とは、
何かを探している最中に、
予想外の別の価値あるものを偶然に発見する能力や、
その幸運な現象のこと。

と言われています。
この言葉は、
イギリスの政治家にして小説家である、
ホレス・ウォルポールが生み出した造語です。
彼がこの造語を生むきっかけとなった物語があるそうです。

「『セレンディップの3人の王子』という童話を読んだことがあるのですが、
そのお話において、
王子たちは旅の途中、
いつも意外な出来事と遭遇し、
彼らの聡明さによって、
彼らがもともと探していなかった何かを発見するのです。
(造語を発見したときの書簡の原文(日本語訳)の一部)」

保育園で働いていると、

「これって何だろう?」

という、
子どもとの話から、
公園などで、

「先生、見てみて!
これじゃない?」

と偶然見つけるような場面に遭遇する。
それは、
単なる偶然ではなく、
自分の中に残っていた、
モヤモヤとしていたことなどがあるからこそ、
見つけることができる、
その価値に気づく、
「能力・才能」
とも言えるのではないでしょうか。

ビジネスの世界においても大切だと言われている、
「セレンディピティ」

こうした発想、
疑問に感じ、
それを心に留めておく"余白"を
ぜひ持っておきたいものです。

「子どもたちが学びたいと思っていない状態で、
教員が教えすぎても何も残らない。
大事なのは、
学びたいと思わせることや、
自分で一歩を踏み出す力を育むこと。
どんな優れた指導法も子どもたちの『やりたい』にはかなわないと思っています(一部抜粋)」

「英語の場合は『言葉』を使ってどうしたいか、
というところが大事。
英語を使ってやりたいことが見えたときに、
初めて文法を学ぶことの意味を知るのです(一部抜粋)」

子どもの主体性というのは、
今、
教育の世界で常に問われ続けているところです。
どうやって、
子どもの主体性を確保することができるのか。
どんな授業が、
「主体性をもっている」
ということができるのか。
これは、
学校教育だけでなく、
幼児教育でも同じことです。

子どもがやりたいと思うこと。
知りたいと思うこと。
それを、
私たちは知り、
そのための環境を整える。
簡単なようで、
難しい作業。
それでも、
子ども達が生き生きと学んでいる姿を見ると、

「やった!!」

と喜ぶ自分がいます。

子どもが楽しく学んでいれば、
教師も教えることが楽しくなる。

まずは、
目の前の子どもを観察するところから始めてみませんか?


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