光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

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「吾唯足知(われただたるをしる)」

これは、孔子の言葉です。

直訳すると、
「自分は満ち足りているということだけを知っている」
という意味ですが、
私がブラジルの人々、
特に、
コロナ禍で失業し、
暮らしが苦しくなり、
本当に大変な時期のエステーヴァン村の人たちが言っていた一言、

「森や海で食料を得て、
日が傾けば寝ればいい。
子どもとの日々を満喫してるよ」

を思い出させてくれます。

「満足することを知っている人は、貧しくとも幸せである」

何が幸せか。
何を満足していると感じるのか。
それは人によって異なりますが、
自分を知り、
日々の暮らしに満足だと感じられる。
それこそがやはり、
幸せと言えるのかもしれません。IMG-20180428-WA0005

孔子の論語の中に、

「四十にして惑わず」

という言葉があります。
40代である私も、
気になる言葉。
でも、
現代にしてみれば、
60代くらいのイメージらしい。

そしてこの言葉。

「その年齢になったときには、
思い惑わず、
一つの道に専心せよ」

という意味とも考えられますが、
こんな意味とも捉えられるらしい。

「自分の限界を区切らず、
いろいろなことをせよ」

なるほど。
全く異なる意味ですね。
私としては、
後者の方として、
解釈したいところです。

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