光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:学童教室

カノア保育園では、
日本からのボランティアだけでなく、
大学のスタディツアーとして
東海大学、
関西大学、
学生を受け入れていました。
そして今回、
私がたった1週間ほどカノアに滞在するのと同じタイミングで、
13年前にカノアにやってきた学生が社会人となり、
訪れてくれました。

昔の写真を見せながら、
「この子はどこにいるの?」
当時保育園や学童教室に通っていた子ども達は、
親となり、
子どもがいる人も多く、
驚いたと言います。
村を飛び立って、
外国にいる人もいて、
その時間の経過にびっくりしたことでしょう。

こうしてまたこの土地に戻って来てくれること、
本当に嬉しい限りです。
いつまでも忘れず、
心に留めてくれていたこと、
その思い出が温かく、
懐かしいものであること、
感謝せずにはいられません。

今度は誰が来るかな?
今から楽しみです!Messenger_creation_31372dde-1690-473f-b451-4ad24b24d12b

第20回目となる、
記事が掲載されました。
カノア保育園が作られ、
学童教室ができるまでを綴り、
ブラジル北東部の料理や文化について話し…

次は何にしようかと毎月考えていた、私。

コラムの中で気になるものがあった人、
ぜひ感想を聞かせてください!
以前書いたものでももちろんOKです!

保育のこと、
ブラジルのこと、
少しでも興味を持って頂く機会になることを
願っています。

令和を生きる「子どもたちが育むべき資質・能力」とは?
一人一人の児童生徒が、自分のよさや可能性を認識するとともに、
あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、
多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、
豊かな人生を切り拓き、
持続可能な社会の創り手となることができるよう、
その資質・能力を育成することが求められている
出所:「令和の日本型学校教育」の構築を目指して(答申)

「新学習指導要領」
が施行され、
子どもが主語の学校教育を目指していかなければならない。
実は、
こうした動きは既に始まっており、
学校の中でもそれが本格化してきたといえるのかもしれない。

「子どもたちを信じて寄り添う教育に転換していくべきだ。
教えたからといって、
伝わっているとは限らない。(本文より一部抜粋)」

子どもと共に学ぶ。
それにはどうしたらよいのか?
子どもと共に、楽しむ姿勢。
これがまず1番に必要なことかもしれない。

乳幼児から児童、そして生徒へ。
子どもが成長していく過程で、
私たち大人も日々学んでいく。
それが面白、楽しいと思える毎日を、
私たちは過ごしていきたい。



皆様、

寒暖差が厳しい昨今。
お元気でお過ごしでしょうか?

さて、
残念ながら今年も総会の開催を中止することとなりました。

「第15回光の子どもたちの会総会」

という記念すべき総会ということで、
後日、
オンラインによるイベントを開催しようと考えています。
報告会だけでは面白くないので、
皆さんからのアイデアを募集中です。

料理教室
バーチャルツアー
などなど、
こんなイベントをしてほしいというものがありましたら、
ぜひぜひご意見をお聞かせください。

ご意見は下記まで↓
info@criancasdeluz.org

ブラジルといえば、カーニバル。
でも、北東部では、6月のお祭りと言われる、
Festa Juninaの方が、身近に感じています。
どこの村に行っても、開催されているこのお祭り。
今年は、残念ながら、見かけることはできないでしょう。
こうした伝統文化がなくなるというのは、私たちが考えている以上に、村人たちを憂鬱にさせているようです。

「子ども達になんとか、
6月のこの季節の雰囲気を伝えたい!」

カノアの先生達は、
今、
自分たちにできることをた、
準備しています。

どんなことができるのか。
今、
そのことがとても楽しみです。
分かり次第、
皆さんにもご報告しますね。IMG_20200618_205549_103

先日イースターのときに、
カノア保育園で行っているイースターのご紹介を兼ねて、
おうちで作れるよう、
皆さんにご紹介しました。

今回は、
いつも保育園や学童教室で行っている、
・自由画(Desenho Livre)
・水彩画(Aquarela)
・小麦粉粘土(Massinha(Modelagem))
のやり方を紹介しています。

ぜひ皆さんも、
みてくださいね!!


皆様、

寒暖差が厳しい昨今。
お元気でお過ごしでしょうか?

さて、
CANOAだよりにも同封させていただいたのですが、
下記のように「第14回光の子どもたちの会総会」を開催いたします。
報告会も兼ねているため、
会員以外の方も参加いただけるようになっています。
お誘いあわせの上、
ぜひお越しいただけますよう、
お願いいたします。

【第14回光の子どもたちの会総会】
日頃よりご理解とご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。
代表鈴木真由美の現地活動報告会並びに総会を下記の要領にて開催したいと思います。
また、第2部として、よりブラジルを身近に感じていくために、
この度実施されましたJICA草の根技術協力事業事後調査に参加された秦野市教育委員会の方も含め、
2019年度カノアを訪れた皆様からの報告会も開催いたします。
ご興味のある方はお誘い合わせの上、ぜひご参加ください。
※会場が昨年とは異なりますので、ご確認の上、お越しくださいませ。

日時:2020年3月22日(日)午後1時30分より
場所: JICA横浜:会議室1
神奈川県横浜市中区新港2−3−1(下記地図をご参照ください。)
交通アクセス:JR桜木町駅、関内駅北口駅より徒歩15分
みなとみらい線馬車道駅4番万国橋出口より徒歩7分
※お問い合わせなどは日本事務局長堀池眞輔まで。
E-mail: info@criancasdeluz.org
TEL/FAX 045−321−1824
地図

明けましておめでとうございます。

昨年は、
カノアの保育園や学童教室で、
新しい一歩を進み始めました。
エヴァさんがカノアから離れ、
その後を担うように頑張ってくれたフラビアーニさんが旅立ちました。
長く働いてきた人達がいなくなる中、
それでも村には大切な場所だと、
立ち上がり、
力を貸してくれた人達がいました。
新しい仲間も迎え、
無事に2020年を迎えることができました。

長女は受験生。
ドキドキな日が続きます。
二女は年女。
最後の小学校生活を楽しんでもらいたいです。
私がカノアて活動を始めたのが、
2000年。
今年は20周年にあたります。
たくさんの人達と出会い、
学び合う1年にしていきたいと思っています。

本年もどうぞ、
よろしくお願い致します。
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2019年も子ども達との楽しい時間が終わり、
最後の日を迎えました。
保育園では、
6人の子ども達が旅立ちます。

今年は先生達と新しい体制を作る、
大切な一年でした。
昨年からの先生は、
自分達が学んできた事、
自分達が考えている事、
目の前の子ども達と過ごす中で、
日々頑張ってきました。
そしてまた、
新しい先生も迎えることができました。

素敵なクリスマス会。
保育園の子どもも、
学童教室の子どもも、
素晴らしい劇と歌を披露してくれました。

さぁ、
2019年ももう終わり。
来年に向けての準備が始まります!
保護者の皆さん、
カノアの活動を支援して下さっている皆さん、
本当にありがとうございます!
これからもどうぞ、
よろしくお願いいたします!

ご支援はこちらから↓
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学童教室には、
小学校1年生〜3年生までが通っています。
先日、
教室の中である子どもがみんなに向かって、
こんなことを言いました。

「俺は今でこそ公立の小学校に行ってるけど、
去年まではアラカチでも一番って言われる私立の学校に行ってたし、
いつもクラスではトップだったし、
家にはパソコンがあるし、
言えば親が何でも買ってくれる。
お前たちとは違うんだよ!」

それを聞いた担任教師は、
どんな言葉をかけようかと、
しばし考えていたそうです。
すると、
一人の女の子が彼に向ってこう言いました。

「私達にはモラルがあるし、
家族が与えてくれている素晴らしい教育もある。
あなたのようにたくさんの物は持っていないかもしれないけど、
人間として大切なものは、
あなたよりもたくさん持ってるつもり。
あなたもそのことに早く気づいた方がいいわ。」

その言葉を聞いた男の子は、
驚いた顔をした後、
恥ずかしげにうつむいたそうです。

その後、
子ども達は自然と輪になり、
ディスカッションを始めました。

“私たちにとって大切なものは?”
“人と一緒にいるために必要なことは?”
“私たちの良いところはどこ?”

それぞれが自分の考えを口にしながら、
話し合っている様子を、
担任教師は黙って見守り、
そしてとても嬉しく思ったそうです。

それぞれの家庭環境、
経済状況は違えども、
人として、
大切なものは同じである。
そのことをこの子ども達は、
真剣に語り合っていました。
こういう時間を私たちはこれからも大切にしていきたいと、
心に誓ったのでした。
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