光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:家族

2025年1月13日
今日は成人の日。
私の時は大雪で、
横浜アリーナまで車で連れていってもらったけど、
着なれない振り袖で雪の中は、
かなり大変だった。

今日は快晴!
でも、
娘は振り袖を見送り、
本日は明日出発する、
ブラジルへの荷造りで大忙し。
彼女らしくもあり、
何だか微笑ましい。

いつも自分を信じて、
前向きに、
ポジティブに。
精神的につらいことがあり、
夜眠れないこともあるけど、
それでも、
それを乗り越え、
自分の力にできる。
そして、
あまったものは、
周りの人に与えることができる。
(妹を除いて(笑))

夢は大きく、
自分を信じて、
周りに助けてもらいながら、
自由に羽ばたいてほしい。

20歳、
おめでとう!

今日キャリアアップ研修を受講したのですが、
テーマは「現代における家族と子育て」。

家族ってなに?

その定義は、
現在は明記されていません。
なぜか?
それは、
多様な家族形態があり、
その人それぞれにとっての「家族」があるから。

ブラジルでは、
祖父母に育てられる子、
近所の人に育てられる子、
おばさんに育てられる子などなど、
血縁であるなしにかかわらず、
様々な家族形態があります。
だからこそ、

「その子どもがだれを家族と思うのか?」
「その子どもにとっての母親は誰なのか?」

ということを入園児に確認することもあります。

家族というものが多様化する中、
文化や習慣も多様化しており、
保育をするうえでも、

「正しい家族もなければ、間違った家族もない」

そのことを認識し、
受け入れていく必要があるのだということ。
改めて考えさせられました。


多文化共生とは、
異なる人たちが一緒に暮らす社会である。
そんなことをここ数日考えていたので、
考えがすとんとまとまる、
そんな瞬間でした。
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2020年12月。
昭和女子大学の学生に対する、
オンライン授業をしました。

今回は、
学生が企画の授業。
何度も打ち合わせをして、
どんなテーマで、
どのように授業を進めていくか。
全てを学生が中心となって決めていきます。
初めての経験で、
お互いに納得のいくものができるのかどうか。
ドキドキもしましたが、
結果は、
大成功でした!

保育士だけでなく、
社会福祉士、
言語聴覚士
の卵たちへの授業。

また機会があればぜひ、
やってみたいです!

授業のことを、
大学のブログで紹介してくれています

先日、
ウェールズ語の「HIRAETH」という言葉を知りました。
この言葉、
懐かしいとか、
郷愁とか、
そんな意味だけど、
日本語ではこれ!
といった意味に訳せないらしい。
そのことを知ったとき、
私の頭には、

「SAUDADE」

というポルトガル語が浮かびました。

そうなんです。
この2つの言葉、
同じ意味なのです!

私もよく、

今の気分って「SAUDADE」だよなぁ〜
と感じるときがあります。
でも、
この気持ちは、
なかなか日本人の友達には説明できないのです!

最近、
よく、
「SAUDADE」
って、
思います。

2020年がもうすぐ終わり、
2021年を迎えます。

そして私は今、
ブラジルに、
ブラジルにいる家族に、

「SAUDADE」

です。

最近、
忙しいを理由に娘たちとゆっくり接する時間が少ない私。
午後のお散歩の時間は
話好きの長女に思いっきり話をしてもらったり、
走り回る次女を追いかけたり…
自分のできる範囲だけれど、
一日一度はゆっくりと向き合う時間を作りたいと頑張っています。

カノアの人たちを見ると、
こういう時間の作り方が
本当に上手だなぁ〜と感心します。
手が離せない時でも、
子どもや家族と過ごす時間を
ちゃんと作るのです。
まねしたいと思っても、
なかなかできない私には
“家族”
というものの考え方が
私なんかよりももっと尊いのかなぁ〜と感じたりもします。
さて、
こんな調査結果を発見しました。↓

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの調査によると、
子どもを持つ既婚男女に「家族全体できずなが築けていると思いますか?」と尋ねたところ、
「そう思う」は26.1%、
「やや思う」は49.5%、
「どちらともいえない」は18.4%、
「やや思わない/思わない」は6.0%だった。
「そう思う」と「やや思う」をあわせると、4人のうち3人は家族のきずなを築けているようだ。
「そう思う」と回答した比率を都道府県別に見ると、
最も高かったのは「奈良県」と「山梨県」で40.0%。
以下、「宮崎県」(38.3%)、「高知県」(36.7%)、「長崎県」(35.0%)、「青森県」(35.0%)、「岩手県」(35.0%)が続いた。
一方、最も低かったのは「京都府」で13.3%だった。

ちなみに私の出身地神奈川県は
11位でした。

家族の絆。
人それぞれに価値も違うし、
考え方も違うだろうけど、
娘たちが大人になったときに
何でも相談してくれるような
そんな家族のきずなを持っていたい。
そう願う私なのでした。

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