光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:栄養改善

a9df02ab.jpg今日、
地域のお母さん達への
“料理教室”
を開催しました。
現在私たちは子ども達の栄養改善プロジェクトを実施しているのですが、
その一環として、
今回はお母さんたちからの要望の強かった
「焼そば」
作りに挑戦しました。
お母さんたちの手作り焼そばを
保育園の子ども達の給食にすることにしたため、
午前7時からスタートした料理教室。
しかし、
当然といえば当然なのですが、
やっと集まりだしたのが午前8時。
平日の朝ということで
お母さんたちの参加人数は最小限にとどまる形ではありましたが、
参加した6名は
一様にメモをとり、
真剣に取り組んでいました。

子どもたちの評判はというと…
キャベツが大きかったということもあってか
半数以上の子どもは
「まぁまぁ・・・」
と答えるという、
何とも残念な結果でした。。。

次回はぜひ、
子どもたちが
「おいしい!!!」
と言ってくれるように頑張りたいと思います。


※(株)味の素「食と健康」国際協力支援プログラムの助成金を受け、実施しています。

8ae77947.jpg8月14日〜16日までの3日間、
子ども達の栄養改善に向けてのプロジェクトが実施されました。
まずは保護者会の場で、
再度プロジェクトの説明、
保護者の人の関心は高く、
自分たちはどんなことを知りたいのか、
何を学び、
子どもたちにどうなってほしいのかという意見まで出ました。
その後、
“昨日の食事チェックシート”を実施し、
子どもの栄養バランスを調べました。
現在は私たちの保育園に通ってきている子ども達30名が対象なのですが、
その兄弟、
いとこ、
友人などなど・・・
みんなが参加したいと私たちのもとを訪れ、
今一度プロジェクトの経緯を説明し、
健康診断を行うのは問題ないが、
講座やセミナーへの参加は困難であることを説明した。
今後、
参加者の状況を見ながら、
無理のない範囲で、
村の人たちに参加してもらおうと検討中。

それにしても、
一番驚いたのが
母親の栄養への関心の高さ。
なぜ今までもっと子どもたちの食事に関して
注意してこなかったのかが不思議なくらい。
でも、
こういったきっかけがなければ、
自分たちの日常生活を振り返ることがなかったのかもしれません。
今後のプロジェクトに期待したいと思います。

現在協力機関である、フォルタレーザ大学の栄養学を学んでいる学生が教員とともに現地を訪れ、事業の実施を行っています。
こういった大学機関との連携が今後の継続した活動へとつながっていくことを期待しています。


※(株)味の素「食と健康」国際協力支援プログラムの助成金を受け、実施しています。


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