2020年06月05日 漢字の「涼」 意味の違い 暑さが増す、この時期。「涼しい」という字を見るだけでも、気持ちが和らいできますよね。実はこの「涼」という漢字。日本では「快い冷たさを感ずる。」という意味をもちますが、中国では、「(気候が)はだ寒い。(水が)冷たい。(料理などが)冷めた。」という意味なのだそうです。同じ漢字でも、中国から日本に伝わった後に意味が変わったものがあるようです。漢字というのは、知ればしるほど、面白いものですよね。 タグ :#涼#漢字の成り立ち#漢字の意味#学校教育
2020年04月29日 保から褒へ 〜漢字の成り立ち 以前、保育の「保」という漢字は、「大人が乳児を大事に抱きかかえているさま」を表しているということを、お伝えしました。そして、この「保」という漢字から、「褒」という漢字が生まれてきたそうです。「褒」という漢字は、「保」を「衣」を上下に分けて、挟み込んでいるのが分かりますか?「子どもを懐に抱いて、衣服げふくらんださまを表している」のだそうです。“褒める”という言葉は、愛情あふれる人の姿が原点になっているのだそうです。「保育」を考えたとき、「褒める」という大切さを痛感することがたくさんあります。人の良いところを見つけ、褒めてあげる。悪いことの方が目につきやすい。でも、人には必ず、良いところがあるはず。だからこそ、私たちは人と接するとき、怒るよりも、褒めたい。そう、感じます。これは子どもに対してだけではなく、全ての人間に対して言えることですよね。「褒める」ということ。今、私たちにはとても大切なことかもしれません。 タグ :#漢字の成り立ち#褒める#保育#人間関係#子どもが過ごしやすい世界
2020年03月10日 ”保"という漢字の成り立ち 私は保育士です。保育をすることが、仕事です。“育”という漢字は、育てるという、その意味からもよく分かりますが、なぜ、“保育”というのか?実は、“保”という漢字は、「人」「呆」に分けられる。この「呆」という漢字。赤ちゃんがおむつをしたようすを示すのだそう。そのため、「保」とは、大人が乳児を大事に抱きかかえているさまを表すのだそう。まさしく、この「保」こそが、私達の保育につながっているのですよね。漢字の成り立ち。面白いです。 タグ :#漢字の成り立ち#保#保育#保育士