光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:紙とデジタル

2022年1月30日付の読売新聞、
ONLINEシンポジウムのテーマが、

「教育の急激なデジタル化の問題を考える」

だったのですが、
デジタルと紙の教科書のメリットやデメリット。
これまでも、
そしてこれからもまだまだ議論が続きそうなテーマですが、
その中で特に私が共感したのが、

「教育は「無駄こそ命」」

という言葉。

「なぜと立ち止まって考える」
「退屈したときにこそ、
子どもは創造性を使って面白い遊びを始める」

確かに!
この余白があるからこそ、
人は成長できる。
近頃よく感じていることです。

オンラインというのが当たり前になってきた昨今だからこそ、
対人関係、
人との関わりを今まで以上に大切にしていきたいですね。

私は基本的には、
文章を読む際に、
紙媒体とデジタル、
両方を使っている。
時と場合により、
デジタルで読んでいたものでも、
理解を深めたいと思うと、
やはり紙の方が頭に入ってきやすいし、
自分の考えをまとめやすい。
ただこれは、
これからの若い世代人達とは異なる感覚かもしれない。

「デジタル世代に必要とされる力の1つは、
変化に柔軟に対応できる新しい「コミュニケーション能力」(下記サイトより一部抜粋)」

これからの社会を生きていく上で重要なスキルとして、
「非認知的能力」
があります。
我が家の娘達を観ていても、
こうしたスキルに長けている方が、
スムーズに生活し、学習できているように感じるのです。
そしてこのスキルの中に、
「コミュニケーション能力」
の重要性というのがあります。

今回、
この「コミュニケーション能力」にも、
異なる3つのものがあるという指摘を拝見し、
なるほど。
と納得してしまいました。

1つ目は「自律的言語使用能力」
インターネット上にあふれる膨大な情報の中から
目的を持って必要な言語情報を取捨選択し、
批判的な視点を持ちながら分析・理解する力が自律的言語使用能力

2つ目が「社会的言語使用能力」
デジタル、非デジタル空間内で他者との有益なネットワークを築きながら、
言語を通じてお互いの知識の量を拡大していく能力

3つ目は「創造的言語使用能力」
「創造的」とは既存の知識を再構成・再構築したり、
新しいコンテクストの中で応用したりすること
(下記サイトより一部抜粋))

これからの時代、
私たちはどのようにして知識を増やし、
それをこの社会で生かしていくのか。
私たちの大きな課題です。



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