私たちはブラジルにおいて、
2013年に「地域子育て支援ネットワーク」というものを創設した。
カノア・ケブラーダ地区に創設以来、
2018年までにアラカチ市内8地域に創設されることとなった。
教育(学校や保育所)、保健医療(保健所や病院)、社会福祉(ソーシャルワーカーなど)
それぞれが個々にプログラムがあり、
素晴らしい活動をしているものの、
横のつながりがないために、
必要な人に、
必要なプログラムが届かない…
という実態があり、
私たちは、ネットワークづくりの重要性を訴え始めた。
このネットワークは、
地域住民が中心となり、
実施しているという特徴があり、
異動のある専門家へのつなぎの役目もはあ足してくれているコミュニティーリーダー(地域住民)の存在は、
とても大切です。

そして日本でも、
「子育て世代包括支援センター」
(横浜市の基本的考え方:https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/oyakokenko/ninshin/houkatusiencenter.files/0002_20190419.pdf
があると知りました。
“妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援”
この考え方はまさしく、
私たちの「地域子育て支援ネットワーク」に通じるものがあるのではないか?
そんな風に感じました。

日本とブラジル。
遠いようで、
抱えている問題には共通しているものがある。
そんなことを強く感じました。