光の子どもたち in Canoa

日本とブラジル、2つの国の中から感じたこと、気づいたことを発信するなんでも日記。ブラジルからは、大自然を今に残す“カノア”における奮闘の日々をお伝えします。 『本当の豊かさってなんだろう?』キラキラ輝く子ども達の目に惹かれてやってきたこの村。『子どもが子どもらしく子ども時代を幸せに生きるためには?』という疑問を探す旅は今も続く・・・

タグ:道徳

英国の絵本
「ぼく モグラ キツネ 馬」
(チャーリー・マッケンジー著、飛鳥新社)
の中で、
迷子の少年が雪降る森で巨大な馬に出会い、
尋ねる。
今まであなたが言った勇敢な言葉は?
馬は

「たすけて」

と穏やかに答えた。

「たすけを求めることは、
あきらめるのとはちがう。
あきらめないために、
そうするんだ。」
==========

我が家の娘は方向音痴。
それでも、
地球の裏側まで1人で旅をする。
心配せずに送りだせるのは、

「たすけて」

と他人に声をかけることができるからだろう。
この本の言葉をみて、
ふと、
そんなことを思った。

この度、
「特定非営利活動法人 光の子どもたちの会」は、
2022年7月より、ブラジルのアラカチ市政府と秦野市教育委員会と協働で
JICA草の根技術協力事業「ライフスキルトレーニング(LST)持続発展のための組織力向上プロジェクト」
を実施することが決まりました。

当団体が2013 年より実施してきた、
ブラジル国セアラ州アラカチ市におけるJICA草の根技術協力事業の第 3フェーズとして、
2022 年 7月より、本事業を最終章とすべく、
秦野市教育委員会と協働 で事業を実施します。
本事業ではブラジルの教員を神奈川県秦野市に招へいするなど、
日本とブラジルの交流にも努めていきたいと思っています。

JICA草の根技術協力事業採択決定:
https://www.jica.go.jp/partner/kusanone/shien/index.html

以前実施した事業関連サイト:
https://www.jica.go.jp/partner/kusanone/totsugeki/detail/03.html

「道徳」
が新学習指導要領において教科と位置付けられてから久しいですが、
私自身も、
ブラジルで実施している、
「ライフスキル教育」
を導入するにあたり、
日本でいう、
「道徳」
「総合的な学習の時間」
この2つをうまく取り入れたいと考えてきました。
昨今、
日本の学校教育の中で、
道徳が大きく変わろうとしています。
今回の「青翔開智中学校・高等学校(鳥取県鳥取市)」での取り組みも、
これからの子どもたちを考えていく中で、
大切なことがたくさん詰まっていると感じました。

「これはしなやかな心で俯瞰して自分を見ることで、
現代風にいえばレジリエンス(※2)とメタ認知(※3)が備わった状態であると感じたのです。
また、
この2つのスキルがあれば、
生徒たちはアサーティブな状態に身を置けるのではと思いました(下記サイトより一部抜粋)」

この2つの状態を備えることができることで、
子どもたちの自己肯定感は確実に向上するだろう。
そんなことを感じました。

詳細は下記↓

このページのトップヘ